恋愛・結婚

ひとりではイケるのに…女性のためのテクニックや性の悩みを最新科学で解説

 世界中で行われる研究により、日進月歩で発展を続ける科学の世界。研究対象になっているのはSEXも例外ではない。これまで、経験則で語られがちだったSEXハウツーや性の悩みだが、本特集では最新科学によって導き出された“エビデンス(科学的根拠)のある”最強テクニックを厳選紹介したい。 “性”の最新科学

“プレ前戯”でオーガスムを生む土壌を整える

 SEXの良しあしを大きく左右する前戯。各性感帯への具体的なアプローチはこれから詳しく解説するが、責め方以外にも医学的に重要な要素がある。 「最新の研究では女性の60%がオナニーでオーガスムに達していることが判明していますが、腟挿入SEXでオーガスムに達する女性の割合はわずか32%。ひとりでするオナニーではイケるのに、相手のいるSEXではイケない。その理由として、オキシトシンの分泌不足が挙げられます」(富永ペインクリニック院長・富永喜代氏)  オキシトシンとは、“幸せホルモン”とも呼ばれる脳内ホルモンの一種。分泌されると、愛情や安らぎなどを感じる作用をもつ。 「オーガスムはリラックス状態にあることが大前提。SEXの質を高めるためには、オキシトシンの分泌を促す必要があるのです。効果的な方法が①相手の目を見つめて②皮膚に触れ③抱きしめてから前戯に移る流れ。いきなり抱きつくのではなく、各フェーズ30秒かけて移行していってください。この手順を踏むことでオキシトシンの分泌量を増加できます」(富永氏)  性感帯を責める前に“プレ前戯”。これこそSEX強者なのだ。

キス 唇は有数の神経密集地帯。柔らかく・密に愛撫する

 性にまつわる統計調査をまとめた「ジェクス・ジャパン・セックスサーベイ2017」によると、前戯としてキスをする男女は74.1%(20~60代男女の平均値から編集部が算出)。多くの人が前戯にキスを取り入れていることがわかるが、富永氏は「なおざりでない正しいキスをマスターできれば女性の脳を最大限に刺激できる」と語る。 「各部位の神経の密集度を示した『ペンフィールドの感覚野マップ』によれば、口周辺は全体の4分の1ものウエイトを占める神経密集地帯。さらに、唇や舌の神経は脳に直結していて、“オキシトシン”を大量に分泌させるセンサーの塊なんです。唇、舌を適切に愛撫できれば、脳へと強い快楽信号を送ることができます」
プレ前戯

『ペンフィールドの感覚野マップ』対応する大脳皮質運動野の面積の大きさに比例して描かれた人体。唇に対応する脳領域が大きいことがわかる

 神経が密集した敏感な部位であるため、キスの際に唇や舌を激しく動かす必要はない。歯はもちろん、唇や舌を硬くしてぶつけるようなキスもナンセンス。優しく柔らかい快楽信号の前に硬い圧力や痛みが脳へと伝達されるためだ。唇と舌は脱力させ、柔らかさを保つことが大前提だ。 「さらに、知覚神経に最大限訴えかけるためには、触れる面積を増やすことが大切。脱力させ、触れるか触れないかの圧で相手の唇や舌を包み込むように愛撫するのが、医学的見地から見た女性の脳に響くキスです」(富永氏)  キスを極め、女性の脳に脳内快楽物質やオキシトシンを大量に分泌させられる者が、その後の前戯・SEXをも制するのだ。
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おっぱいは“揉む”のではなく…
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