パラ開会式当日も見られるブルーインパルスが抱える苦悩/自衛隊の“敵” 第5回 小笠原理恵
―[自衛隊の“敵”]―
57年ぶりに東京上空で魅せたブルーインパルスの展示飛行
しかし、そんな自衛隊パイロットや志望者を悩ませる問題が提起されています。
7月19日、時事ドットコムに「パイロットに育成費返還義務 自衛官の早期退職防止―防衛省検討」という記事が掲載されました。記事によると、防衛省は早期に退職した自衛隊のパイロットに対し、教育・訓練に要した費用の返還を義務付ける「償還金」制度の導入を検討中とのこと。「育成費用返還なんてセコイこというんじゃねぇよ!」って思ったので、「これ、本当ですか?」と防衛省に直接問い合わせたのですが、どうやら話が少し違っていたみたいです。回答はこうでした。
「パイロットの中途退職者増加は確かに問題視しており、実態の把握を始める段階ですが、記事中にあるように教育育成費用の返還義務、『償還金制度』は内局としては現時点で検討していません」
ホッとしました。
飛べなくなったから……途中退職を決断する自衛隊パイロット
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おがさわら・りえ◎国防ジャーナリスト、自衛官守る会代表。著書に『自衛隊員は基地のトイレットペーパーを「自腹」で買う』(扶桑社新書)。『月刊Hanada』『正論』『WiLL』『夕刊フジ』等にも寄稿する。雅号・静苑。@riekabot
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| 『自衛隊員は基地のトイレットペーパーを「自腹」で買う』 日本の安全保障を担う自衛隊員が、理不尽な環境で日々の激務に耐え忍んでいる…… ![]() ![]() |
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