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絵が描けなくても漫画ネームが作れる「World Maker」が面白い

漫画ネーム大賞も

ネームができたら公開する

URLを開けば漫画を閲覧できる

 最初は操作方法にちょっと手間取るが、いろいろいじっていれば、すぐに慣れる。コマ割りとパーツの配置を行ったり来たりできないのは不便に感じるがその分割り切って作れてしまうので、一長一短なのかもしれない。  約60万点の素材が使えるというので期待したが、キャラクターのポーズや表情の組み合わせが大多数を占め、漫画で活用する効果や記号、アイテム、背景などはそれほど多くはない。約1万6000点ある「いらすとや」が地味に活躍してくれそうだ。  とは言え、まだベータ版なので今後ブラッシュアップされていくことだろう。現時点でも問題なくネームは作れる。すでに大量の作品がTwitterに公開されている。興味があるなら、何はともあれ1本作って見よう。  もし、作成したネームに自信があるなら、「第1回 World Maker 漫画ネーム大賞」に応募してはいかがだろうか。なんと、応募期間は10月8日までと、ほとんど時間はないが、やる気になれば1日で作れる。  最大4ページまでのネームを作成し、「【少年ジャンプ+】Twitter公式アカウント」(@WorldMakerApp)をフォローして、指定ハッシュタグ「#WorldMaker」を付けて、漫画ネームの画像をツイートすれば、エントリーできる。
World Maker

いきなり「World Maker」の賞レースが開催される

 ネームのお題は「①どこか奇妙な異世界ファンタジー、②ある夏の日常について、③続きが気になる4ページの漫画」とのこと。大賞を受賞すると30万円の賞金に加え、漫画家に作画してもらえたうえ、ジャンプ+に掲載される。優秀賞も10名選ばれ、Amazonギフト券5000円をもらえる。  参加資格は不問で、参加費もないので、自分には眠れる才能があると思っている皆さん、ぜひチャレンジしてみてはいかがだろうか。 <文/柳谷智宣>
お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる
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