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モラハラ上司の二重基準はなぜ生まれる? 相談してもしなくても地獄の結果に

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あなたは、相談してもしなくても怒る”ダブルバインド”を知らずのうちにやっていないだろうか?

相談すると「使えねえな」と突き放すのに、後で文句を言う人々

「わざわざ聞かなくてもわかるようなことを聞かれると腹が立ってしまいます。こっちも忙しいのに……と思っていたら、部下が上司にパワハラだと訴えていて、困ります」(GADHAの相談者)  DV・モラハラ加害者が、愛と配慮のある関係を作る力を身につけるための学びのコミュニティ「GADHA」を主宰しているえいなかと申します。  僕自身もDV・モラハラ加害者です。そのせいでたくさんの人を傷つけ、仕事や家庭が破綻寸前になり、ようやく自身の加害行為、それを生み出す加害的な思考・価値観を自覚しました。現在は日々自分の言動を改善しながら、妻と関係を再構築させてもらっています。  この連載では、僕自身の経験や当事者会での気づきを共有していきます。職場や家庭でモラハラに苦しんでいる方々、無自覚に加害を行っている方々の参考になれば幸いです。

家庭でのモラハラ加害者は職場でパワハラ上司に

 家庭で加害をしている人の多くが、職場でも加害をしています。非常に多いのが、相談されると面倒くさがるのに、チームのメンバーが自分の判断で行動して失敗すると文句を言い、成功すると自分の手柄のように振る舞う人です。  冒頭のセリフにもある通り、相談された時には「そのくらいわかるだろ。いちいち聞くな、俺は忙しいんだ」と適切な指示をせず、メンバーを萎縮させます。  当然ながらそう萎縮させられたメンバーは、今度から相談や質問をしにいくことが難しくなります。不安がありつつも仕事を進めていたらあるとき「何やってんだ! 普通こうするだろ、常識で考えろよ」と叱責を受けるなんて、最悪の体験です。  メンバーはだんだん相談して良いのか相談してはいけないのか、自分で決めていいのかダメなのかわからず、なんでもお伺いを立てたり、逆にどうしたらいいかわからず無気力になってしまいます。  そして加害者は言うのです。「こんくらい自分で判断しろよ、使えねえな……」と。
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相談を受けた場合の適切な対処方法とは
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