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佐久間由衣「自分の家に侵入していたら…」他人の住居に不法滞在しながら生きる女性に

食わず嫌いせず、いろいろなことを吸収したい

佐久間由衣――昨年から今年にかけてめざましい活躍をされていますが、充実感はありますか。 「理想的な自分になりたい」という欲がエネルギーになっているところはあるのですが、素晴らしい先輩や同世代の女優さん俳優さんに毎回出会うので、演技の悩みは尽きないですね。  でも、今までは自分一人で物事を解決しようとしてきたんですが、周りの人に頼ったり、わからないことを「わからない」という勇気を持ったり、アドバイスをまずはそのまま受け止めて、行動に移す前に、自分がどう思うかを大切にできるようになってきたかなと思います。 『彼女はキレイだった』で共演した中島健人さんや小芝風花さんの周りを引っ張っていく雰囲気とか、人としての気遣いや配慮とかすごいなって思いますし、いろんな作品の現場でいろんな監督の“文化”を知ることもできて面白かったです。今は何一つ食わず嫌いせず、いろいろなことを吸収したいです。  まだまだ限界を決めずに挑戦していきたいですし、常に柔軟でいたいな、と思ってます。悩むことも含めて「楽しい」と思える瞬間が多くなってきたかなと。悩めることがあるのも贅沢ですよね。

意外と大食いな一面も

――ところで、2019年にインタビューした際からプライベートで変化したことはありますか?  馬に対する愛は変わらずですけど、去年はほとんど乗馬に行けなくて。固やきそばも相変わらず苦手です。ラーメンもなかなか食べに行かないですね。食べることは好きなので、けっこうな量を食べることはあって、学生時代はピザLサイズ2枚とパスタとデザート、みたいな。昔は「一人前」という単語の意味がよくわからなかったんですよ(笑)。 ――どういう意味でしょうか……?  定食屋さんの定食を思い浮かべれば「一人前」ってこんな感じかって理解できるし、用意された分を食べて満足することもできるんですけど、食べ放題とかだと、自分のなかで止めるポイントがわからなくて、ついついそれ以上食べちゃうんです。もうわからないので誰か教えて! という感じなんです(笑)。アイスクリームなんかは平気で3つくらい食べたこともあります。
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かっこいいおばあちゃんになりたい
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株式会社ラーニャ代表取締役。ドラマや映画の執筆を行うライター。Twitter⇒@Yuichitter

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