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佐久間由衣「自分の家に侵入していたら…」他人の住居に不法滞在しながら生きる女性に

かっこいいおばあちゃんになりたい

佐久間由衣――そのほかにライフスタイルで変わったことは。 3、4ヶ月前からウエイトトレーニングを始めました。筋肉量を増やして代謝を上げたくて。あとは、かっこいいおばあちゃんになりたいなと思っていて。 ――いきなり話がジャンプしましたね。 おばあちゃんになってもテキパキと動けて、馬も乗れてという、そのポテンシャルを高く持っていたいなと。シャキッとして、馬も飼っていたりして(笑)。 ――食の好みは変わりましたか? 先日父とそんな話をしたんですよ。洋服でも、昔はもうちょっと個性的なものを好んで着てみたいなっていうのがあったんですけど、読む雑誌を含めて、すごくシンプルなものが好きになってきていて。年齢によって趣味嗜好が変わるって言うけど、本当にそうなんだねって。そしたら食べ物とかもそうだよって父が言っていて。 ――なるほど。 確かに10代や20代前半のときはなんでも食べてみたいとか、好奇心含めていろいろあったんですけど、だんだんシンプルなもので満足できる自分になっていく、みたいな。でもそれって、そういうことを経験したからシンプルなところに戻るのであって、最初からシンプルなのとは違うねっていう話を、先日ご飯を一緒につくりながら話しました。  素材そのものを味わう幸せ、贅沢さとか、野菜をそのまま食べる甘みのおいしさとか。そういうことに気づけると幸せだよねって。そこからまた変わっていくかもしれないですけど。

「おじさん」って一番楽しいんじゃないかなって思うんですよ

――「春」と聞いて佐久間さんが思い浮かべることは?  桜味です。桜もち、桜味のドリンク、チョコレート、お茶。高校生のときから「桜」とついている味の食べ物がすごい大好きで。毎年この季節になると、家族や友だちから私のもとに「桜」の食べ物に関する情報がたくさん集まってくるんです。ちなみに今のところメールで3通ほど情報が寄せられてます(笑)。  春って少しずつ暖かくなってきて、心が前向きになる季節ですよね。新生活、新社会人、私自身は新しく始めるというよりは、今までやってきたことをもう少しアクティブに深掘りしていきたいです。お花見がしたいです。 ――最後に、サラリーマンに対してどういうイメージを持っていますか。  若い方もいらっしゃるとは思うのですが、私の中でサラリーマンという言葉を聞くと、「カッコいいおじさん」のイメージが強いんですよね。 ――その発言、SPA!としては非常に興味深いです。  作品でご一緒する俳優さんたちでも、40代、50代の方々ってとてもチャーミングでおもしろくて、私にとっては憧れの存在なんです。私が絶対になれないものを持っているし、失礼ですけど愛おしい別の生き物みたいな感じで、観察するのがすごい好きですね。 【佐久間由衣】 ‘95年、神奈川県生まれ。主な出演作はドラマ『ひよっこ』『チア☆ダン』『彼女はキレイだった』『最愛』『おいハンサム!!』、映画『あの日のオルガン』『“隠れビッチ”やってました。』『君は永遠にそいつらより若い』など。出演ドラマ『ヒル』はWOWOWプライムにて毎週金曜22時から放送中。佐久間は4月から放送のSeason2から登場する 撮影/尾藤能暢 取材・文/中村裕一 スタイリング/渡邊薫 ヘアメイク/秋鹿裕子 衣装協力/ビューティフルピープル 南青山店 構成/森ユースケ
株式会社ラーニャ代表取締役。ドラマや映画の執筆を行うライター。Twitter⇒@Yuichitter
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