猛暑を快適に過ごす【月5万円節約術】
まだ梅雨も明けぬうちから猛暑に見舞われた日本列島。震災の影響で今年の夏は例年比15%の節電が求められるというのに、この調子じゃ先が思いやられる……。そこで、無駄なエネルギーを使わずに猛暑を乗り切る方法はないものか、簡単にできる工夫を探してみた。
まずは電気代。総務省統計局のデータによると単身世帯のひと月の電気料金の平均は5016円。ここから15%節電するとなると752円分カットしないといけないわけだが、エアコンの使い方をちょっと工夫するだけで大きな効果が。
「帰宅後、部屋にこもった熱気を窓を開けて逃がすことで、2~3℃室内気温を下げることができる」というのは、節約アドバイザーの和田由貴氏。「冷房は設定温度を1℃変えると電気代が10%安くなるといわれています。また、フィルターの目詰まりをなくすと、5%の削減にも」。同時にエアコンの室外機の上に日よけをつくると、冷房効率が格段にアップするんだとか。
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「冷蔵庫は物を詰め込まないように、逆に冷凍庫にはぎっしり詰め込むと節電効果があります。冷凍庫の空きスペースを利用して水を入れたペットボトルを凍らせ、それを扇風機の前に置くと手製の冷風装置にもなりますよ」(和田氏)とのことなので、冷蔵庫の利用法にも気を付けたい。それとともに炊飯器や電気ポットの保温機能は使わないなど、細かな工夫で目標の15%削減はクリアできそうだ。
次に週末のレジャーも、この夏は無料スポットで涼しく快適に過ごしたい。お台場にはトヨタのテーマパーク「MEGA WEB」や最新家電を見学できる「パナソニックセンター東京」など、無料で楽しめるスポットが多数。しかも、無料循環バスも走っているので、タダで効果的に遊ぶことができる。
サントリー武蔵野ビール工場などでは、試飲タイムもあり半日楽しく過ごせる。公共交通機関を利用して、休日をこうした場所で遊べば、レジャー代と一緒に電気代も節約できて一石二鳥。週刊SPA!7/5・12号(6/28発売)「節約を快感に変えて月5万円節約する技術」では、このようなコツコツ楽しい節約術を紹介。これを実践すれば生活費の大幅見直しも楽勝だ!
文/横分鉄男
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