更新日:2022年12月19日 14:57
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麻雀プロの「底辺プレーヤー」が収入を公開。Mリーガーとは“天と地”の厳しい現実

麻雀プロになるには“所作”が大切

「パチンコと麻雀が好きなものの二大巨頭だった」という白崎さん。2つの趣味をどちらも仕事に繋げ、好きなことで仕事をしていることは見習うべきかもしれない。  ライター時代の先輩の一声で決意を固め「日本プロ麻雀協会」の所属を果たしたが、試験はどういった内容のものなのか。 「まず最初に面接があります。その後の筆記試験を通ると研修に参加することになり、そこから麻雀プロとして必要なことを研修で学んでいきます。研修では点数計算の問題をやったり、麻雀における“所作”を教えてもらったりしますね。所作って結構重要で、牌を切ったりする動作など、観ている人が不愉快にならないようにしないといけないんです。 そして、最後のテストで規定以上の点数を取れば正式に合格となり、公式戦に出られるようになるという流れです」  合否のハードルは決して高くないと語ってはいたが、“所作”については、かなり大事だという。プロになると、一つ一つの動作も見られている意識が必要なようだ。

麻雀プロとしての収入は…

 では、麻雀プロの収入はいくらなのだろうか。有名プロは別として、プロになりたての新人は、どういったところから収入を得ているのかを伺うと、麻雀界の厳しい現実が垣間見えた。 「実は、麻雀プロとしての収入はゼロなんです。まだ賞金をもらったことがないので……。そもそも賞金がもらえるのは、ほんの一握りで、それだけで暮らせるなんて人はまずいないでしょうね。僕は今、雀荘で働いて生計を立てているんですが、周りの麻雀プロも7〜8割くらいが雀荘で働いています。他は普通の会社員だったり、主婦だったりと様々ですけど」
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一流麻雀プロの稼ぎはいくらなのか
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パチンコの“爆裂機”をこよなく愛するアラサーライター。『パチンコオリジナル実戦術』など、複数のパチンコ雑誌で自身のコラムを連載中。2021年から始めたダイエットでマイナス10キロの減量に成功するなど、健康・美容系にも熱心に取り組んでいる
Twitter:@JUMP3364

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