男性の比率がかなり高く見られる麻雀業界だが、今は女性のプロも数多く存在している。白崎さんと同じように雀荘で働いている人も多いようだが、女性の場合は、また違った形で稼ぐ方法もあるのだという。 「最近、雀荘での来店イベントみたいなものをよく目にします。多少人気があれば『この日に〇〇さんが出勤します！』みたいな感じで告知して、その子目当てのお客さんに来てもらう感じですね。こういった営業は知名度があれば男性でもできますが、正直女性の場合は、若くて可愛かったりすれば集客力はあるので、駆け出しでも来店イベントで稼ぐ人は多いですね」 　麻雀プロとしての道を歩みだしたばかりの白崎さんだが、これからどういった未来を描いているのだろうか。 「やっぱりMリーガーを目指しています。まだまだ遠すぎる目標ですけど……。直近の目標でいうと、所属している団体のリーグ戦でタイトルをとること。これもかなり難しくて、長い道のりなんですけどね。 今はまだ何もなし得てないですが、とにかく麻雀が好きで、もっと強くなりたいので、底辺から天辺まで駆け上がれるようにがんばります！」 「とにかく麻雀が好き」と終始和やかに話していた白崎さん。この言葉には、好きなことを仕事にしているからこその説得力があった。底辺プロとして雀荘で働き、いつの日かMリーグで脚光を浴びる白崎さんを見てみたい。 取材・文／桜キュインパチンコの“爆裂機”をこよなく愛するアラサーライター。『パチンコオリジナル実戦術』など、複数のパチンコ雑誌で自身のコラムを連載中。2021年から始めたダイエットでマイナス10キロの減量に成功するなど、健康・美容系にも熱心に取り組んでいる