更新日:2022年08月17日 10:14
デジタル

ダイソー・3COINSで買える「ワイヤレスイヤホン」の実力は?調査してみた

安っぽさがなくなった第3世代ワイヤレスイヤホン

 さて話を第3世代のワイヤレスイヤホンに戻して、商品を見ていきましょう。  ケース天板にはヘアライン加工が施され、今までのような安っぽいプラスチックケースとは明らかに異なっています。充電端子もTYPE-Cを採用し、安物充電製品にありがちなMicro-USB B端子ではありません。  ケースバッテリー残量計はよくある4LEDタイプですが、ケース内部もイヤホンの形に整形されています。そのため、蓋を閉めていてもイヤホンが動くといったことはありません。
ワイヤレスイヤホン

ケースの作りは今までにないほどしっかりしている

 イヤホンも表面はヘアライン加工。プッシュセンサーだった各種操作部はタッチセンサーに変わり、使い勝手が大きく向上しています。

「なくしたらまたすぐに買える価格」が魅力的

 イヤホン単体での動作は3時間。ケースバッテリーをあわせて12時間となっているので、簡単な外出程度なら余裕を持って使えそうです。
ワイヤレスイヤホン

充電端子はTYPE-Cだが、ケーブルは付属しない

 しかし残念なのは対応コーデックがSBCのみなのでどうしても遅延は発生してしまいます。iPhoneで使われているAACですら対応していないので、この辺は次の世代への課題といったところでしょうか。  とはいえ1100円で購入できるワイヤレスイヤホンは使い勝手もよく、落としてしまってもそこまで懐は傷まないので、割り切って使うにはとても良くできているといっても良いでしょう。 文/板倉正道
テクニカルライター。三才ブックスのマニア誌『ラジオライフ』にてガジェットや分解記事を執筆。買ったら使用前に分解するのがライフワーク
1
2
おすすめ記事