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“iPhone中古相場”は円安で乱高下。スマホ買い替えのベストなタイミングは

iPhone14シリーズが売上不調な理由

 iPhone14シリーズが発表されてから1か月。残念ながら円安の影響などもあり、売れ行きは好調とはいい難いようだ。  一部の根強いファンはすでにiPhone14を購入しているのだが、全体でみると円安ゆえにiPhone14シリーズの売れ行きはいま一歩。国内で自分で使うよりも、海外に転売して利益を稼ぐ為に購入している転売ヤーの方が多い……なんて話もある。
iPhone

ProMaxシリーズを除けば、iPhone14シリーズの在庫は豊富なようだ

 14シリーズの出だしが不調なiPhoneだが、ネット通販や秋葉原店などではiPhoneシリーズ全体を見ると販売自体は好調だという。その理由の1つとして、iPhone14にはminiシリーズが無く、小型のiPhoneを欲しているユーザーが、iPhone11やiPhone12のminiシリーズに買い替えをする需要が発生しているということが挙げられるだろう。

iPhoneは中古相場もめちゃくちゃな状態に

 また、iPhone6~iPhone7の最新iOS16から除外された影響もあり、ホームボタンが欲しいユーザーには、iPhone8やiPhoneSE第2世代の需要が急増している。  純粋に中古でもよいからiPhoneを買い替えたいユーザー、円安の影響、海外へ転売するユーザーが入り乱れており、iPhoneの店頭中古相場はもう滅茶苦茶だという。毎週のように価格が変動する状況に加え、欲しい端末を購入することができない可能性、さらには店舗が中古端末を仕入れにくい状況も起きている。
iPhone

iPhoneSE第2世代は過去には未開封品が2万円前半で売買されていたのだが……

 普段なら新品購入するユーザーはiPhone14を新規で購入すれば良いのだが、「円安で高い!」という理由で中古に手を出している……なんて話も聞こえてくる。
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中古スマホショップ店員の見解は…
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テクニカルライター。三才ブックスのマニア誌『ラジオライフ』にてガジェットや分解記事を執筆。買ったら使用前に分解するのがライフワーク

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