ライフ

40歳女性、家賃6万円とは思えない広々住居で大満足。月給26万円のマレーシア生活

 30年ぶりの円安で海外へ出稼ぎに出る日本人が急増している。だが、高賃金を得られる一方で生活コストがかさむリスクもある。成功の鍵は何なのか? 今回はマレーシアで悠々自適な生活を送っている、まさみさんに注目する。
[海外出稼ぎ日本人]成功の法則

片道3000円の航空券で離島に行くことも。友人たちとホテルのプールを満喫したりするなど、プライベートを充実

▼まさみさん(40歳) 職業:カスタマーサポート 月給:約26万円(約8500リンギット。取材時のレートで換算) 就労ビザや保険は会社側が提供。年間で有給休暇30日や特別休暇も取得できる

就労ビザを取りやすいマレーシアに絞って職探し

 ビーチ&高原リゾートが楽しめる一方で、都心には超高層のビジネスタワーが立ち並ぶマレーシア・クアラルンプール。そこで出稼ぎ生活を送るのが、まさみさん(40歳)だ。 「フィリピンに語学留学したときに東南アジアの生活に憧れを持ったのがきっかけです」  しかし、すでにワーホリの年齢制限を過ぎていた彼女。就労ビザを取りやすいマレーシアに絞って、ネットで求人募集を探した。

仕事は日本語だから英語力は最低限でOK

「求人で多いのは顧客サポートをするコールセンターの仕事。現場作業に比べると給与が良く、就職を決めました」  現在の仕事は、海外メーカーの医療機器に関する日本からの問い合わせの電話対応だ。 「業務は基本的にユーザーや医師との日本語での対応がメインなので、英語力はそこまで問われません。カスタマーサポートはクレームに追われるイメージがあるけれど、ほぼない。でも、部署の9割が外国人で何の連絡もなく休暇に入る上司がいるので、外国人と働くストレスはあります」
次のページ
65㎡超のコンドミニアムの家賃は6万円
1
2
おすすめ記事
ハッシュタグ