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吉岡里帆、30歳という人生の節目「年齢の“素敵さ”を体現できる人になりたい」

主演を含む映画3本に加え、舞台にドラマ、CMと充実の‘22年を過ごしている吉岡里帆。12月28日からディズニープラス「スター」にて独占配信(初回2話同時配信)されるヴィレッジ・サイコスリラー『ガンニバル』では、閉鎖的な村に引っ越して、その慣習に戸惑いながら、柳楽優弥演じる夫役の主人公・阿川大悟とともに一人娘を育てる母親・有希を演じている。
吉岡里帆

吉岡里帆

「人が喰われているらしい」という噂をめぐる村で、怪異に巻き込まれていく役どころだが、子役との関わりで起きた心境の変化予定はどんなものだったのか。また、’23年1月にはデビュー10周年、そして30歳という人生の節目を記念したWアニバーサリー写真集『日日(にちにち)』(マガジンハウス)が発売される。写真集、グラビア、ラジオ、CMなど多彩な仕事を続ける彼女の未来像にも迫った。

母親役で生まれた子役への責任感

──ドラマシリーズ『ガンニバル』の原作漫画を読むと、吉岡さんが演じる「有希」は、一人娘を守る強い女性のように見えました。実際演じてみて、有希はどんな人物だと感じましたか。 吉岡里帆さん(以下、吉岡):原作だと、有希の強さや明るさが際立っているんですけど、実写では、やっぱりどこか「被害者になる人」であるべきだと思いました。彼女自身は何も悪いことをしていないのに、圧倒的被害者になってしまう。突然言葉を話せなくなった娘のことを真剣に悩んでいる、孤独な女性でもあります。 柳楽優弥さんが演じる夫の大悟は、割と単独行動をしてしまうタイプ。彼の妻の気持ちをリアルに考えると、周りにたくさん気を遣っているし、あんまり明るくいられないのかなって。どちらかというとギリギリ弱い女性でいるほうが、村の狂気に巻き込まれていく感じが出るのかなと思って、そこは大事にしています。 ──吉岡さん自身は、有希のように、アウェイな場所でも自分を通せるタイプですか。 吉岡:私はめちゃくちゃ周りに合わせちゃうタイプですね。アウェイな場所では周囲の様子をうかがって、あんまり自分の話はしないです。村で知らない人との飲み会を断った有希は、そういう面では意思の強い女性だなと思います。 ──娘の「ましろ」を演じている子役の志水心音(しみずここね)ちゃん、幼いながら、めちゃくちゃ不気味な雰囲気を出していますよね。 吉岡:すごいですよね。本当に達者な子だと思います。でも一緒に遊んでいるときは本当に可愛いくて! だから、オンオフの切り替えがしっかりしている子なんだなって思いました。 ──オフのときは、心音ちゃんとはどんなコミュニケーションを? 吉岡:撮影のたびに、毎回おもちゃをリサーチして、色々持って行って一緒に遊んでいました。現場では、心音ちゃんとコミュニケーションを取ることを一番大事にしていました。柳楽さんを巻き込んで、3人でスライムをつくった日が一番楽しかったです。心音ちゃんも私もスライムが好きだから、「え、じゃあ一緒につくろう!」って。 心音ちゃんは夏休みをこの現場で過ごすんだと思ったら、「私は彼女の大切な時期の夏休みを一緒に過ごすんだなあ」と責任感が湧いてきて。たくさん思い出をつくったり「現場が楽しい」と思ってもらえるようにしようと、強く思いました。
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こどもは悪くないときに親がイライラするリアルさ
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原作:『ガンニバル』二宮正明(日本文芸社刊)
監督:片山慎三、川井隼人
脚本:大江崇允
プロデューサー:山本晃久、岩倉達哉
出演:柳楽優弥、笠松将、吉岡里帆、高杉真宙、北香那、杉田雷麟、山下リオ、田中俊介、志水心音、吉原光夫、六角精児、酒向芳、矢柴俊博、河井⻘葉、赤堀雅秋、二階堂智、小木茂光、利重剛、中村梅雀、倍賞美津子
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