姿勢改善の筋トレは「鏡1枚あればいい」強い負荷より“正しい”負荷
こんにちは、柔道整復師/パーソナルトレーナーのヒラガコージです。スポーツクラブでインストラクターとして指導をしながら、医療国家資格である柔道整復師の知識を生かして身体機能の改善からダイエットまで、フリーランスのパーソナルトレーナーとしても活動しています。
股関節/膝関節/足首を同時に曲げ伸ばしするスクワットは一見、下半身に限定されたトレーニングに思えます。確かに、下半身を中心とした運動なのは間違いありませんが、工夫次第では上半身の機能・姿勢改善が期待できます。
ここで重要なのは、強い負荷ではなく、「正しい負荷」です。重たいバーベルやダンベルでより強い負荷をかけることに意識を向けてしまうと、かえって姿勢が崩れてしまい、運動効果を得られないどころか怪我の原因になりかねません。
正しいフォームで正しい負荷をかけることで背骨周りの筋肉をきっちり刺激してあげましょう。
姿勢を崩さず、正しい負荷をかけたスクワットを行うためのポイントがセンターラインです。「耳-肩-太腿-外くるぶし」をつなげたラインのことですが、これを地面から垂直に伸ばして崩さないようにスクワットをします。
人間の重心は上半身だと肋骨あたり、下半身は太腿の骨のやや上、そして全身の重心はこの二つを繋げた線上の中心点です。この線を横から見た時に常に縦に並べたままスクワットをすると、上半身も下半身もフル稼働した状態になります。ちょうどこの姿勢を保つためには、センターラインを用いることが最もシンプルで簡単です。
これらのポイントを抑えながらスクワットを丁寧にやってみてください。
昨年は費やす金額以上の効果を求めるコストパフォーマンスよりも、費やす時間以上の効果を求める「タイムパフォーマンス」が注目されました。巷ではスキマ時間を使って気軽に通えるジムが流行り、シンプルで準備が少ない「時短で効果を求めるフィットネス」に来ているように感じます。今回は、「鏡」1枚で劇的に姿勢を改善できるスペシャルなスクワットをご紹介します。
スクワットの効果は下半身トレーニングだけではない
鏡を見ながら「センターライン」を整えよう
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柔道整復師/パーソナルトレーナー。スポーツクラブでインストラクターとして指導をし、現在は医療国家資格である柔道整復師の知識を生かした身体機能の改善からダイエットまで幅広いクライアントを担当するフリーランスのパーソナルトレーナーとして活動中。公式「Amebaブログ」更新中
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