猫背のPC作業で腰痛に。「ピンとした姿勢で座り続ける」ための簡単エクササイズ3選
こんにちは、柔道整復師/パーソナルトレーナーのヒラガコージです。スポーツクラブでインストラクターとして指導をしながら、医療国家資格である柔道整復師の知識を生かして身体機能の改善からダイエットまで、フリーランスのパーソナルトレーナーとしても活動しています。
デスクワークにつきものなのが「腰痛」ですが、これを改善するために多くの人たちが「理想の座り姿勢」を追い求めるはずです。机や椅子など、まずはハード面で工夫をすると思いますが、良い姿勢を長く保つためには、本人の身体をチューニングすることも有効です。今回は、理想の座り姿勢をつくるためのエクササイズをご紹介します。
長時間のデスクワークにおいて良い姿勢を保つためには、「強い股関節」「骨盤前傾」「強い背骨」の3点が必要です。
椅子に座る際には骨盤の下方にある「坐骨」に上半身の重さが乗っていて、その上に背骨、頭蓋骨と縦に並んでいるのが理想的です。
そのためには股関節はしっかり曲がった状態、骨盤はやや前方に傾く前傾状態、そして背骨は腰が立った状態を揃えた上で維持しなくてはなりません。
しかしながら、現実は骨盤が後方に倒れて尾てい骨あたりに上半身の体重が乗ってしまい、頭蓋骨と骨盤の間にある背骨は、大きな湾曲を描いた「猫背」の状態になっています。
椅子に座り続ける際に股関節を固定・安定させるためには、背骨から骨盤を経由して太ももに向かって走っている「腸腰筋」を鍛えましょう。
腸腰筋は、インナーマッスルに分類され、効率よく働かせるためには少しコツがあります。
<腸腰筋トレーニング>
①椅子に座ります。
②膝が90度くらいに曲がった状態で、片足を脚の付け根(股関節)から曲げます。
③膝を高く上げるように股関節を曲げたら、脚を床につけないギリギリの高さまで戻し、再度膝を持ち上げて股関節を曲げます。
※10回左右2セット/1日
デスクワークの際、現実は「猫背」に…
①強い股関節のための「腸腰筋トレーニング」
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柔道整復師/パーソナルトレーナー。スポーツクラブでインストラクターとして指導をし、現在は医療国家資格である柔道整復師の知識を生かした身体機能の改善からダイエットまで幅広いクライアントを担当するフリーランスのパーソナルトレーナーとして活動中。公式「Amebaブログ」更新中
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