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「一撃89万円」の予約も…戻ってきた訪日客で民泊が絶好調。狙い目の物件は

コロナ禍では痛手をこうむるオーナーも多かった民泊。しかし、インバウンド需要が急速に復活し、いまやその恩恵を享受している。勝ち組投資家に、これからの勝ち筋を聞いた!

コロナ前の水準に戻った訪日客

民泊「都内に関しては、北米や東南アジア、オーストラリアなど中国以外の訪日客は、ほぼコロナ前の水準に戻った印象ですね」  そう話すのは、OLとして働く傍ら、都内で11軒のマンションタイプの民泊を運営する鳩子氏だ。その需要は「今年8月末まで予約がほぼ埋まっている状態」だという。 「私が運営する物件では利用者が増えれば加算する料金設定なので、5人なら一泊2万5000円ぐらい。  2週間以上の長期滞在が多く、月20日稼働すれば月50万円の売り上げです。家賃や手数料などを引いても、約25万円は利益になる。広めの物件だとさらに高単価が狙いやすく、2月には過去最高の“一撃89万円”の予約が入りました」  鳩子氏のSNSには「民泊を始めたい人からの質問DMが毎日のように来る」という。
鳩子氏

鳩子氏

狙い目の物件

 では、これから参入するならどんな物件が狙い目か? 「都内だとやはり池袋・新宿・渋谷が手堅い。ただ、民泊可能な物件はそもそも数が少ないので争奪戦状態。  賃貸サイトで気になる物件があればすぐ問い合わせたほうがいいです。間取りとしては、家賃15万円ほどの広めのワンルームか2Kがオススメ。  ビジネスホテルとは競合しない広さがファミリー層に選ばれるからです。初期費用は賃貸契約費や家具購入費などで、150万円ほどはみておいたほうがいいですね」  集客方法にはいくつかの予約サイトがあるが、「副業ならAirbnb(通称エアビー)だけも十分」だという。 「エアビーはチャットの翻訳機能が優秀で、英語ができなくても問題なし。家財保険などのサービスも充実していますし、ゲストに聞かれる質問内容はだいたい10種類ぐらいなので、チェックインガイドを送れば十分対応できます」  エアビーはその入金サイクルの速さも魅力だという。
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