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“発明芸人”マシンガンズ西堀亮「お笑い頑張ってるやついねえ」。兼業コンビの現在地

なにかとカネがかかる…商品化の難しさ

マシンガンズ

第26回身近なヒント発明展で奨励賞を獲得した洗えるキャップ

――やはりアイデアを商品化するのはハードルが高いのでしょうか。 西堀:そうですね。こういう商品ってアイデアをマネされないように特許が必要になるんです。国のHPで特許が出願されている製品は一覧できるようになっていて、すでにあるアイデアなのかどうかは一発でわかります。  ただ「ヨシ、俺が最初みたいだぞ」となっても、意外に特許料がかかる。このアイデアで会社を立ち上げるぞ!となったら、よっぽどバカ売れする見込みがないと、1人で戦うのは資金力が必要かもしれません。

「記事にしづらいネタで、すいません!」

マシンガンズ

メーカーの担当者と話をする西堀氏

――基本的にはメーカーと共同開発という形になるのですね。 西堀:今回お声がけしてもらったメーカー様については、そういった費用は諸々持ってもらう形になっています。そのおかげで、安心して商品化の話を進めることができました。他の商品化でも、おおよそ同じなんじゃないでしょうか。  特許がすでに出願されているかが第一のハードルで、第二のハードルがメーカー様の目に留まるかどうか。メーカー様が太鼓判を押した商品だから自費製造するぞ、となったら第三のハードルとしてお金の話ですかね。  本当は僕のYouTubeで商品の開発風景とか取り上げたいんですけど、商品化して特許の準備ができるまではダメなので、歯がゆいですよね! 見せたいけど見せられない苦悩が……。本当に記事にしづらいネタですよね! すいません!
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発明家とお笑い芸人という二足の草鞋
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福岡出身の28歳。編集プロダクションで修行後に独立。編プロ時代の不摂生を反省し、健康的な生活を送るための情報探しに余念がない。Twitterのくすっと笑える話題を見つけると、つい反応してしまう。スポーツはルールを勉強するところが楽しいポイントだと思っている

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