更新日:2023年03月22日 14:23
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朝ドラの聖地も消滅…3月末で運行終了するJR留萌本線の廃止区間を巡ってみた

5年で4路線が廃止に

 北海道で全区間、または一部区間が廃止となった路線は00年代以降だけで7路線。19年の夕張支線の全区間をはじめ、20年には札沼線(北海道医療大学~新十津川)、21年にも日高本線(鵡川~様似)、そして今回の留萌本線とこの5年で4路線が廃止。さらに根室本線の富良野~新得間が来年3月末で廃止の方針が示され、留萌本線の残りの石狩沼田~深川も26年中、函館本線の長万部~小樽は時期未定ながら北海道新幹線延伸までに廃止されることが決定済みだ。  今やスカスカになってしまった全国の鉄道網。3月9日には房総半島を走る久留里線についてJR東日本・千葉支社が千葉県と君津市に協議を申し入れたことが発表され、廃止の可能性が高まっている。  とはいえ、鉄道の旅にはそれだからこそ味わえる旅情もある。たまにはローカル線で普段行かないような場所を訪れるのもいいかもしれない。 <取材・文・撮影/高島昌俊>
フリーライター。鉄道や飛行機をはじめ、旅モノ全般に広く精通。3度の世界一周経験を持ち、これまで訪問した国は50か国以上。現在は東京と北海道で二拠点生活を送る。
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