これが人類の進化形?『クレイジージャーニー』で衝撃になった“身体改造の未来”
身体改造ジャーナリストのケロッピー前田さん(@keroppymaeda)は、世界のカウンターカルチャーを現場レポートしてきた。
2023年3月20日放送の『クレイジージャーニー』(TBS系)では最先端の身体改造と新技術「ニューラリンク」を紹介し、3月31日~4月9日には個展「モディファイド・ヒューマンズ」を東京阿佐ヶ谷・ギャラリー白線(@hakusen_asagaya)で開催した。
世界の最先端を追いかけるケロッピー前田さんに、身体改造の未来や人類のサイボーグ化について聞いた。
――身体改造について教えてください。
ケロッピー前田:もともと僕はカウンターカルチャー全般に興味があって、その中で最もとんがっていておもしろいものを探したら身体改造に行き着きました。
「身体改造」は英語の“body modification”の訳で、タトゥーやピアスを含む身体の加工装飾の総称を意味します。その中でもタトゥーやピアスの領域に入り切らない過激な改造を特に「身体改造」と呼ぶことがあります。「人体改造」は臓器移植や美容整形などの医療を含む言葉で、「肉体改造」はボディービルに使われます。だから、“body modification”は「身体改造」と訳しています。
――日本と海外での身体改造に対する実態の差を教えてください。
ケロッピー前田:カウンターカルチャーは、欧米社会、特に戦後のユースカルチャー(若者文化)の呼び名として生まれてきました。上の世代が作った社会の常識を疑ったり、それに抗って新しいものを生み出したりする動きで、ロックミュージックのような新しい音楽も誕生しました。その中にひとつに、タトゥーやピアス、そこから派生した身体改造もあります。
こういうベースが日本にはありませんでした。僕が取材している身体改造は輸入文化なので、基本的には海外のほうが進んでいて、数年遅れで日本が追いかけるかけている感じはあります。
僕自身がジャーナリストの仕事で一番こだわっているのは、タイムラグをなるべく短くすることです。身体改造カルチャーをラグなしで日本に紹介したい気持ちが強いため、自分で最先端の現場に行って、それを産地直送で紹介しています。
身体改造は「最もとんがっている」
数年遅れで海外のカルチャーを追いかける日本
家庭教師&ライター。アート、オカルト、教育を軸に、広く文化全般が興味関心の対象です。まじめに教材作成をする一方、サブカル、妖怪、アングラ、フェチなどに関連するイベントを取材します。水木しげる御大がお亡くなりになった年に「境港妖怪検定」上級合格、数少ない上級妖怪博士になりました。著書『がんばらなくても偏差値が10あがる中学生の勉強法70のヒント』、教育サイト「みみずく戦略室」、Twitterアカウント:@mimizuku_tutor
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【ケロッピー前田 個展】
『Modified_Humans モディファイド・ヒューマンズ』は「ギャラリー白線」にて絶賛開催中(〜4/9 13:00-20:00)
〒166-0004 東京都杉並区阿佐谷南1-36-14 ハウス白鳥1F-B
身体改造 30年史 写真作品を中心に皮膚標本 (人間)や 穿頭頭蓋骨 (動物)など改造人間 を体感せよ!
『Modified_Humans モディファイド・ヒューマンズ』は「ギャラリー白線」にて絶賛開催中(〜4/9 13:00-20:00)
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