「あなた、コレ誰?」荷造りで見つかった“一枚の写真”で、30代夫が引っ越しどころではなくなったワケ
あなたは隠し事をしたことはありますか?もしあるなら、それは墓場まで持っていけますか? 今回は、墓場どころか人生の序盤で隠し事が見つかってしまい、離婚危機に陥った男性のエピソードを紹介します。どうやら、隠していたことすら忘れていたようです……。
お話を聞いたのは賢治さん(仮名・34歳)。半年前、妻の絵里さんと新居に引っ越す予定でした。夫婦共に憧れていたマイホーム。未来の子供のことも考え、少し大きめの間取りにしたり、太陽光設備を充実させたりと、妥協なしの注文住宅にしたそうです。
その代わり、予算が当初よりかなりオーバーしてしまい、転居費用はできるだけ抑えざるを得なかったため、荷造りはセルフにし、絵里さんはキッチンなどの水回りとリビングを、賢治さんは自室と寝室を担当し、少し早めの荷造りを開始したそうです。
そんななか、賢治さんの仕事は繁忙期に入り準備が遅れがちに。絵里さんは自分のエリアを片付けると賢治さんのエリアを手伝い始めます。
「あの時は本当に毎日疲れていたので、妻が手伝ってくれたのはありがたく思いましたね。でも今思えば、全部自分でやってしまうべきでした」
後悔をにじませる賢治さん。一体何が起こったのでしょうか。絵里さんは手際よく賢治さんの書籍や小物などを箱に詰めていた時、あってはならないことが起こりました。
「あなた? この人誰?」。絵里さんが、賢治さんの釣り専門雑誌の増刊号を手に取ったとき、一枚のスナップ写真が床に落ちたのです。その写真には、港の堤防で釣竿を持つ賢治さんと、隣には画角に入ろうと顔を寄せる女性が映っていて、二人とも親しげにほほ笑んでいたそうです。
夢見たマイホームへの引っ越し準備
1枚のスナップ写真が床に落ちた
愛犬ベルクちゃんと暮らすアラサー派遣社員兼業ライターです。趣味は絵を描くことと、愛犬と行く温泉旅行。将来の夢はペットホテル経営
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