「向いてない仕事をやるのはきつい」“じゃないほう芸人”が放送作家として大成するまで
何度も揉めた末にたどり着いた、今
“数少ない層”には刺さるかも…
——この本は仕事に役立つようなことも書かれていると思うんですが、佐藤さんはほかのビジネス書の書き手のように自分が「成功者」であるという感じを一切出していないですよね。
佐藤:成功したとはそもそも思ってないですからね。「僕はこんな感じですけど、興味ある方は手に取っていただければ嬉しいです」ぐらいの感じです。だから、みんなに絶対に読んでほしいものではないかもしれないけど、僕ができることは全部詰めた本ではあります。
ただ、感覚としては、僕はすごく珍しいタイプの変人ではないので、皆さんと共有できる部分も絶対にあるはずなんです。世の中の「あるある」もたぶん体験してるし、同じようなことで悩んでいる人もいるとは思うので、そういうすごく数少ない層には刺さるかもしれません。成功体験が書いてあるというよりは、もうちょっと規模の小さい何かなのかなとは思いますね。
<取材・文/ラリー遠田 撮影/山川修一>
お笑いやテレビに関する評論、執筆、イベント企画などを手掛ける。『教養としての平成お笑い史』など著書多数。近著は『お笑い世代論 ドリフから霜降り明星まで』
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