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ビッグモーター事件は「地域の販売店」にも余波。プロが教える失敗しない“中古車選び”7つのコツ

走行距離や年式、価格…どれを優先させる?

☆「妥協できること、譲れないことを明確にしておく」  ↓  グレードやボディカラー、細部の仕様、走行距離や年式、価格など、すべてが自分の理想の中古車と出会える可能性は奇跡に近いので、優先順位の低い希望については迷わず妥協するほうが良い。

地域密着型のほうが安心?

中古車

※写真はイメージです

☆「諸費用が過度に高くないか確認」  ↓  車両本体価格が安くても、諸費用が高いと意味がない。各項目をひとつずつ確認し、不要と思えるものはカットするか、本当に必要なものかどうかしっかり確認を。できれば、他の店で似たようなクルマの諸費用を出してもらい、比較するとわかりやすい。  最近では諸費用込みの総支払額(乗り出し価格)を最初から表示している販売店もある(購入する月により自動車税の額は変わる)。中古車のマニアならば「現状渡し」という、整備状態があまり良くない物件でも安ければアリだが、一般的にはあまりオススメできない。 ☆「地域密着型の販売業者は安心感が高い」  ↓  その土地で長く商売をしている実績を持つ販売店は良い店である場合が多い。リピーターが多ければ、なお安心。
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個人売買は意外とメリットが多い?
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1973年大阪生まれの自動車ライター。免許取得後に偶然買ったスバル車によりクルマの楽しさに目覚め、新車セールスマンや輸入車ディーラーでの車両回送員、自動車工場での期間工、自動車雑誌の編集部員などを経てフリーライターに。その後、群馬県太田市へ移住し、現在は太田市議会議員に。X(旧Twitter):@takano_mario

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