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「日本にいたい」と涙ぐむ子供たち。在留資格の特例からこぼれた子の苦悩

何の罪もない子供たちに「国に帰れ!」と言えるか?

弁護士たちは、「今回の特別在留許可は多くの人々が声をあげた成果ではあるが、まだ十分ではない。今後もビザが出ない子供たちなどのために多くの人々と協力して、事態をさらに良くしていきたい」と決意を語った。 子供たちには何の罪もない。日本人の大人が「国に帰れ!」などと残酷な言葉を投げかけて子供を苦しめるのではなく、寛大な心を持つ国であってほしい。帰れない事情に耳を傾けてほしい。 日本政府は、日本生まれかどうかにかかわらず、日本に定着して母国へ帰れない子供たちを受け入れてほしい。 <文/織田朝日>
おだあさひ●Twitter ID:@freeasahi。外国人支援団体「編む夢企画」主宰。著書に『となりの難民――日本が認めない99%の人たちのSOS』(旬報社)、入管収容所の実態をマンガで描いた『ある日の入管』(扶桑社)

ある日の入管~外国人収容施設は“生き地獄”~

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