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“ヤンキーギャル”の姉妹が旧車好きになった納得のワケ「両親には心から本当に感謝」

「最初はあんまり乗り気じゃなかったけど…」

モモカ

姉のモモカ

 一方、姉のモモカちゃんは最初は旧車に乗ることにはあまり関心がなかったようで、こんな話もしてくれました。 「私、最初はあんまり乗り気じゃなかったんですよね。イベントで旧車を見に行くのは大好きだったんですけど、自分で乗るとなると、ちょっと怖かったというか。  でもお父さん的には私にも旧車に乗ってほしかったのかもしれませんね。ある時、お父さんが『バイクの免許を先に取ったほうが車の免許を取る時にラクだよ』と教えてくれて、それじゃバイクの免許を取ろうかなって。そしたら、すぐにバイクが用意されていたみたいな(笑)。まあ、今では旧車に夢中なんですけどね!」(モモカ)  自分の娘と趣味が一緒で、しょっちゅうツーリングに行けるとなれば、私個人としてもちょっとうらやましい気持ちになってしまいますね。

全面的に応援してくれる両親に感謝

 一見、旧車とは真逆な感じに思えますが、2人とも「ギャル活動」も楽しんでいるらしく、撮影当日もギャルファッションに身を包んだ姿で登場してくれました。 「もちろんギャルも大好きで、ちょこちょこ渋谷にも行きますよ! 『egg』も大好きだし、毎回読んでチェックしています! ちなみにリリカが好きなエグモ(eggモデル)は黒ギャルのももあ(瀬戸ももあ)ちゃんで、モモカが好きなのは清楚系のあいさ(細川愛沙)ちゃん。お互い自分の目指しているギャル像が『黒ギャル』と『白ギャル』で別なんです」  ……と、ギャル系の会話がほとんど分からなかった私ではあるのですが、2人がギャル好きであることは間違いありません。  さて、SNSを含むメディアでバズってしまったことで、彼女たちへの応援メッセージはもちろんのことですが、当然ながらアンチや誹謗中傷のコメントも出てきました。    たとえば、「親のおかげ(金銭面のバックアップがあるから)だろう」ですが、そのことに対して彼女たちはこんなことも話してくれました。 「もちろん、今の私たちの経済力だけでは旧車を買ったり維持したりすることは難しいので両親のバックアップがあってこそ、やりたいことをやらせてもらっていることは事実です。こんなに恵まれた環境にいられること、自分たちの“何かをやりたい!”“挑戦したい!”という思いに対して両親が全面的に応援してくれることに本当に心から感謝しています。だからこそ、やるべき勉強や仕事も、やりたいことと同じくらい全力で頑張っているつもりです。  今の私たちにできることは限られていますが、将来こんな環境を与えてくれた両親には必ず恩返しをしたいと思っています。私たちが経験している様々なことを無駄にしないように心がけていますね」  ご両親に対して感謝の気持ちもなかなか照れくさくて言えないはずの年頃なのに、しっかりと思いを伝えるところが同じ年代の子を持つ私の心にも響き、思わず目頭が熱くなってしまうほどでした。
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姉妹の将来の目標
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伝説のレディース暴走族雑誌『ティーンズロード』をはじめ、改造車だけを扱うクルマ雑誌『VIP club』や特攻服カタログ『BAMBO』、渋谷系ファッション雑誌『MEN’S KNUCKLE』など、数々の不良系雑誌の編集長を務めて社会現象を起こす。現在は、大洋図書発行の実話誌『実話ナックルズ』のYouTubeチャンネル「ナックルズTV」や、ギャル男雑誌『men’s egg』をWebで復活させたYouTubeチャンネル「men’s egg 公式」のプロデューサーとして活躍中。

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旧車會★天国

令和の「バリバリ!」族車マガジン! 全国の有名旧車會、超絶カスタム写真を詰め込んだヤンキー魂あふれる一冊!YouTubeチャンネル「ナックルズTV」で動画配信をしている旧車イベントやチーム、その他全国の有名バイクなど数百台をまとめた豪華カタログ本

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