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現役セクシー女優にも「同人AV」出演オファーが。“最悪のトラブル”の実態とは――大反響トップ10

同人AVでは最悪のトラブルも発生

男女共同参画推進本部

男女共同参画推進本部にてAV新法のヒアリングに参加した月島さん

 ただし、同人AVではトラブルも起きている。 「顔にモザイクをかける」「目隠しのまま撮影するからバレない」などと言葉巧みに勧誘してくるというが、月島さんは「保証は全くない。お金がもらえなかった最悪のケースも聞いたことがあります」と話す。 「大阪在住の女性がSNSで“東京で同人AVの撮影をしませんか?” と声をかけられて週末に向かったそうなんです。往復の新幹線代やホテル代を建て替えて、撮影後にギャラの10万円とは別に清算するという約束で」  だが、指定されたスタジオで撮影後、「ギャラをおろすから」と行ったコンビニで男は逃げてしまったという。 「その男に連絡しても、もうすでに全てブロックされていて。女性側は身分書を提出していたのに、男性側は何も提出してなかったみたいです。ギャラはおろか、交通費や宿泊代が自腹のうえに、映像も撮られてしまっている。本人がいくら“消して欲しい”と願っても連絡がつかず、相手の身元もわからない状態では誰も助けてあげられないのです」  月島さんは「適正AVだったら対処できるのに」と嘆いていた。 「適正AVは同人AVとは似て非なるもの。SNSのDM1本で女性を集めて撮影をして、その後のアフターケアがない同人AVが儲かる、というのは許しがたいです。  同人AVが増えてしまったすべての原因がAV新法とは思いませんが、このまま同人AVや違法な個撮が台頭すれば、後々で泣く子が増えたり、AV業界自体がアンダーグラウンド化されてしまう可能性があります……そう考えるとゾッとします。本来、AV業界は女性が輝ける場所でなければいけないと私は強く思います」  今後のAV業界はどうなっていくんだろうか——。 <取材・文/吉沢さりぃ>
ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720
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