今年の共通テストは“お金持ち優遇”だった?現役東大生が実際に解いてみてわかったこと
―[貧困東大生・布施川天馬]―
2024年1月13日・14日、大学入試共通テストが実施されました。センター試験から共通テストへと変更されて4回目の試験ということで多くの人から注目を集めていましたが、英語リーディングの文章の量が大きく増えて平均点が下がったこと以外は、例年と同じくらいの難易度だったと言われています。
実はこの共通テストに際して、自分も所属する東大カルペ・ディエムでは、10数人の東大生たちが各科目を解いて、例年との比較を行いました。
【CARPEDIAを読む】⇒「英語リーディング 東大生が共通テスト解いてみた」はこちらへ
今日はその結果見えてきた、共通テストという試験自体の変化、もっと言えば「お金持ち優遇なポイント」について、みなさんにお話ししたいと思います。
少し勉強してきただけでは点が取れない
受験生を4パターンに分類すると
1
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1997年生まれ。世帯年収300万円台の家庭に生まれながらも、効率的な勉強法を自ら編み出し、東大合格を果たす。著書に最小限のコストで最大の成果を出すためのノウハウを体系化した著書『東大式節約勉強法』、膨大な範囲と量の受験勉強をする中で気がついた「コスパを極限まで高める時間の使い方」を解説した『東大式時間術』がある。株式会社カルペ・ディエムにて、講師として、お金と時間をかけない「省エネ」スタイルの勉強法を学生たちに伝えている。(Xアカウント:@Temma_Fusegawa)
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