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史上最年少(10歳)で「宅建合格」。次は“FPを目指す”少年の胸のうち

将来は父と同じ司法書士に

宅建に合格後、同じく国家資格であるFP(ファイナンシャルプランナー)の資格試験への受験勉強をスタートさせた孝心くん。試験は取材日の前の週に終わっており、自己採点では合格の手応えだという。FPとは、収支や資産、家族構成などの情報提供を基に、住居・教育・老後など将来のライフプランニングに即した資金計画やアドバイスを行う職業で様々な法律に精通が必要だ。こうして見てみると、孝心くんは父の背中を追っているようにも見えるが、憧れているか聞いてみると……。 「憧れは……普通です(笑)。でも将来は司法書士になりたいと思っています」(孝心くん) 孝行さんは苦笑いではあったが、同じ職業を目指しているのは嬉しいことだろう。取材への返答もしっかりしていて、朗らか。 サボらずに目標に向かっていける孝心くん。どうやってその人格が形成されたのか。最後に教育方針を聞いてみた。 「勉強ばかり詰め込まないというのは心がけていますね。体が資本なので、お友達と外でたくさん遊んで欲しいと思っています。それから、礼儀としつけは他の家庭よりきっちり教えているかなと思います」(孝行さん) 今年は、勉強部屋と甲子園ライトスタンドを何度も往復することになりそうな孝心くん。改めて「好きになること」の強さと「継続は力なり」という言葉の意味を、彼から思い知らされた気がした。 <TEXT/Mr.tsubaking>
Boogie the マッハモータースのドラマーとして、NHK「大!天才てれびくん」の主題歌を担当し、サエキけんぞうや野宮真貴らのバックバンドも務める。またBS朝日「世界の名画」をはじめ、放送作家としても活動し、Webサイト「世界の美術館」での美術コラムやニュースサイト「TABLO」での珍スポット連載を執筆。そのほか、旅行会社などで仏像解説も。
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