ライフ

1日1万円で「新幹線も乗り放題の周遊券」を利用してみた。“東日本一周”の旅が17時間半で実現

もう少し時間に余裕があれば…

キュンパス

秋田駅の改札前にあった巨大な秋田犬となまはげ

 終着の秋田駅では40分少々時間があったので駅構内を探索。巨大な秋田犬やなまはげの置物があり、駅に居ながらしてご当地感が味わえるのはありがたい。
キュンパス

秋田駅の駅そば屋で食べた稲庭うどん

 駅構内の立ち食いそば屋『しらかみ庵』をのぞくと、秋田名物の『稲庭うどん』(税込み900円)があったので券売機で思わず購入。ほかのメニューに比べると値段は張るが、生めんということで納得。のど越しよく駅そば屋で簡単に食べられるのもうれしい。  駅ビルにも稲庭うどんや比内地鶏、地元海産物を扱った飲食店もあり、もう少し時間に余裕があればこっちでゆっくり食べたかったのだが……。

青森ではプチ観光と温泉を堪能

キュンパス

青森行きの特急『つがる』

 そして、次は12時40分発の特急『つがる』で青森へ。4両中2両が自由席だったので発車5分前の乗車でもなんとか窓側の席を確保できた。
キュンパス

秋田・青森の県境地帯でようやく雪景色が!

 発車後しばらくは相変わらず雪のない風景が広がるも、秋田・青森の県境地帯でようやく待望の銀世界に突入。北国の冬といえば雪景色だし、やっぱりそのほうが旅情を感じるというものだ。
キュンパス

青森駅。右側の青い森鉄道もキュンパスで乗車可能

 青森駅には15時22分に到着し、駅近くにある『青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸』と『ねぶたの家 ワ・ラッセ』を見学。その後は駅から歩いて5分ほどの『まちなか温泉』で小休止することに。  ちなみにキュンパス訪問可能な駅では、最初の上越新幹線で通過した越後湯沢駅の構内にも温泉あったが営業時間前だったので断念。ほかに津南駅(飯山線)や高畠駅(山形新幹線)、ほっとゆだ駅(北上線)の各駅に温泉施設が併設されており、いずれかの駅を経由する形でルートを組むのも面白そうだ。
キュンパス

盛岡駅に停車中の新幹線

 ひと風呂浴びた後は、17時26分発の普通列車で隣の新青森駅に向かい、17時44分の新幹線『はやぶさ』で盛岡駅に移動。
キュンパス

イルミネーションでライトアップされた盛岡駅

 貴重な2回目の指定席だったが、夕食のためにあえてこの駅で降りることにしたのだ。
次のページ
17時間半かけて東日本を一周!
1
2
3
フリーライター。鉄道や飛行機をはじめ、旅モノ全般に広く精通。3度の世界一周経験を持ち、これまで訪問した国は50か国以上。現在は東京と北海道で二拠点生活を送る。

記事一覧へ
おすすめ記事
ハッシュタグ