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営業先での“空白の3~4時間”に何をしていた?すぐ辞めた新入社員の驚きのホンネ

 入社した社員が働きやすいよう配慮する企業も増えるなか、それを利用する悪質な新入社員もいるようだ。今回は「鋼のメンタルを持った新入社員のことが忘れられない」と言う岡田純也さん(仮名・47歳)に話を聞いた。
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※画像はイメージです

固定給5万円の営業マン

 岡田さんは「固定給+契約が取れた場合にはプラス」という主にOA機器や通信機器の販売・レンタル会社で働き、ここ10年ほどは管理職として新人教育を任されている。「管理職として昇進するまで営業として働いてきた経験も活かせる、やりがいのある仕事」だと話す。 「ウチの会社は営業職の固定給が5万円程度と低い代わりにノルマはなく、うるさくも言われない。さらに働き方改革など世の中の動きを受け、働きやすい環境づくりにも注力。自由が利く働きやすい会社だと営業社員からの評判も上々です」  ただ、営業職の固定給は5万円。そのため「ウチの会社に入社したからには、しっかりと稼げるように教育してあげたいと思っています」と、強い信念をもって働く岡田さん。だが、そんな信念を打ち砕かれそうになることもあるという。

半年たっても契約ゼロの新入社員

忘れもしないのは、新卒で入社してきたKさん(男性・22歳)。正直、Kさんみたいな人が本当に実在するとは驚きでしかありません。最初は、まったく契約が取れないのもKさんなりに努力しての結果だと思っていました」  入社して半年経ってもまったく契約が取れないKさんのため、本を読み漁って使えそうな営業テクニックをまとめたものを渡したり、営業に効果のありそうな心理学の本を自腹でプレゼントしたりしたこともある。檄を飛ばしてみたこともあるが、無反応。 「そして、まったく契約が取れないという状況が1年近く続きました。こういったことは前代未聞だったこともあり、さすがにどういう営業をやっているのか、Kさんといっしょに取引先を回ってみることにしたのです」  すると、「キミ(Kさん)から提案してくれるなんて、はじめてだね」と驚く取引先の担当者もいたことから、岡田さんの中で不審感が芽生えていった。
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営業先に出て4時間もサボっていた
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