更新日:2024年05月12日 17:33
仕事

113キロから「10ヶ月で53キロ減量した」30代男性。デメリットは「妻から浮気を疑われたこと」

「紙の雑誌」を出すことを大切にしていきたい

——まるで別人に生まれ変わったかのようですね。仕事の方はいかがでしょうか。 建部:仕事もおかげさまで、ひとまず安定的な数字を継続することができています。『MONOQLO』も『家電批評』も、忌憚ないレビューを行うために広告を誌面に入れていないので、ドカンと売上を伸ばすことは相変わらず難しいんですけれど。 ——そもそも紙の雑誌は休・廃刊が相次ぐ苦難の時代。維持だけでも大変なことだと思います。 建部:はい……。収支だけを考えたら、紙での発刊を取りやめる各社の事情は非常に理解できるんです。それでも「紙の雑誌」に価値を見出してくれる、信頼性を感じてくださる方々も依然多くいらっしゃると感じています。誌面に登場してくださる、デジタルネイティブなZ世代のインフルエンサーの方も「出版デビュー」なんて、まだまだ喜んでくれるんですよ。 ——すると、今後の展望は。 建部:時代の流れに応じて改革していくことは必要不可欠。信頼される記事を作ることによって生まれる副産物を生かしつつ、「紙の雑誌」を出すことをまだまだ大切にしていきたい。自分たちとしても、やはり「紙の雑誌」が好きだし、楽しいですから。そこにコンテンツの多方面の活用といった「信頼性の高い記事だからこそお金を産める」サイクルをより根付かせて、さらに加速させていきたいですね。  健全な収益を確保しながらも紙媒体を出し続ける。そのためにできることを、編集長として今後も模索し続けていきます。 <取材・文/海原あい>
コンビニで買えるビール類はほぼ全制覇しています。本は紙派。さらに調味料と服とスペースエイジ系のインテリアを収集しているため、収納不足に陥りがちです。好きな検索ワードは「備忘録」
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