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本当は不要な出費だった…!トイレの修理代7万円が「0円だったかも」と言い切れるワケ

 知っていると知らないでは、結果が大きく異なることもある。今回は、「無知が、痛い出費につながることもあるのだと実感しました」と後悔する柿原梨乃さん(仮名・25歳)から、本当は不要だったのに7万円を出費してしまった話について詳しく聞いた。
トイレ

※画像はイメージです

トイレを詰まらせてしまった

 大学を卒業後は県外で働くことが決まっていた梨乃さんは、親元を離れて初の1人暮らしをすることになった。両親といっしょだったのは、マンションの契約時までで、そのあとは、自由気ままな生活を満喫していた。 「職場の人たちもみんないい人で働きやすかったですし、家具・家電付きのオシャレな物件に、新しく購入した調理器具など生活用品を持ち込んでの生活は快適そのもの。何不自由なく楽しく過ごしていたある日の夜中、トイレを詰まらせてしまったのです」  グゴゴゴゴォ……と低い唸り声のような音を立てたトイレは、いつものように流れてはくれない。そして便器の水たまりは、普段よりもかなり水が多い状態でストップ。満水に近いような状態で、ピクリとも流れなくなってしまったのだ。

業者に来てもらったら費用は7万円!

「実家でトイレを詰まらせた経験はありません。家族の誰かが詰まらせたといったこともなかったので、『どうしよう』と焦りました。時間帯が夜中ということもあり、実家や管理会社に電話するのも迷惑になると思ってしまったのです」  そして沙耶さんは、すぐにスマートフォンで24時間対応の修理業者へ電話。「実際に見てみないとわからない」とは言われたが、電話ではそれほど費用は高額にならないような口ぶりだった。そのため、その業者へ依頼。自宅マンションへ来てもらった。 「でも結局、請求額は7万円。金額にビックリし、母に愚痴ってスッキリしようと翌日に電話したところ『そういったことはマンションの管理業者に連絡するもの。修理代、もしかしたらタダだったかもしれない』などと言うのです」
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修理費は不要だったかもしれない
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フリーライター。ライフ系や節約、歴史や日本文化を中心に、取材や経営者向けの記事も執筆。おいしいものや楽しいこと、旅行が大好き! 金融会社での勤務経験や接客改善業務での経験を活かした記事も得意

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