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月収60万円なのに軽バンでの“車上生活”を続ける28歳Amazon配達員「いつかは地に足をつけた生活をしたい」

まだギリギリ20代なので稼げている

20代アマゾン配達員

寝る時はラクな姿勢に

 働いていて楽なエリアは住宅が密集しているエリアだ。大変なのは渋谷や品川などの都心や世田谷区のはずれ、千葉県や埼玉県など一軒一軒の住宅が離れている地域だ。マップを見て、効率よく頭でルートを組み立てられる人が稼げる。 「年をとってくると、体力がなくなってかなりしんどいと思います。僕はまだギリギリ20代なので稼げているのかなと。老人の配達員もいますが、ツラそうです。いつかはこの仕事を卒業して、どこかに住居を構えてきちんと地に足をつけた生活をしたいですね」  しかしながら、「この生活をしていると、家という存在の必要性を感じない」とも言う木村さん。車は購入したほうがいいように思えるが、まだまだリースで配送業を続けるつもりだという。くれぐれも安全第一で稼いでほしい。 <取材・文/山崎尚哉>
’92年神奈川県鎌倉市出身。ライター業、イベント企画、映像編集で生計を立てています。レビュー、取材、インタビュー記事などを執筆。Twitter:@yamazaki_naoya
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