「高速道路の渋滞」を引き起こすメカニズム。“迷惑な先頭車両”を観察し続けた結果…
先頭車両の1台後ろの車に注目
なぜ、時速65km/hから40km/h程度にまで減速していたかというと、そこはいわゆる「サグ」部分だったのです。つまり、下り坂から登り坂になる箇所なのですが、速度が急激に遅くなったクルマは登り坂にいて、最後尾を走る私は速度が出やすい下り坂にいたわけです。
そして、興味深いのは、時速40km/hまで速度が落ちたとき、トラックとそのすぐ後ろを走るクルマとの車間距離がものすごく空いていたという点であります。つまり、トラックは遅いながらも一定速度で走っていた一方、そのすぐ後ろを走るクルマが遅くなってしまったのであります。
その後も、1車線区間が続いていたため、何度も同じ現象が起きていたのですが、興味深く先頭車両を見ていた私は、やはり「トラックの後ろを走るクルマが遅くなっている」という現象を確認をすることができました。
つまり、トラックは遅いながらも一定速度で走っていた一方、その後ろを走るクルマが一定速度で走らないため、渋滞の発生源になったのだと思います。
ではなぜ、トラックの後ろを走るクルマが急激に速度が遅くなったのか。これは、私の推測でありますが、「前に遅いトラックがいる」と思って油断していたのだと思います。
「どうせ前が遅い」と思ってボケーっと走っていたら、登り坂に差し掛かったときに「トラックよりも遥かに遅い速度」になってしまったのでしょう。そして、そのクルマの後ろを走る数台の車両が、みなブレーキを踏まなくてはならない事態になったのであります。
速度が安定しないクルマの後ろをアクセルオフだけで対応するのはストレスがたまりますし、65km/h⇒40km/hといった極端な減速をされるとアクセルオフでは対応できません。
“不安定な速度”が渋滞の原因に
―[腕時計投資家・斉藤由貴生]―
1986年生まれ。日本初の腕時計投資家として、「腕時計投資新聞」で執筆。母方の祖父はチャコット創業者、父は医者という裕福な家庭に生まれるが幼少期に両親が離婚。中学1年生の頃より、企業のホームページ作成業務を個人で請負い収入を得る。それを元手に高級腕時計を購入。その頃、買った値段より高く売る腕時計投資を考案し、時計の売買で資金を増やしていく。高校卒業後は就職、5年間の社会人経験を経てから筑波大学情報学群情報メディア創成学類に入学。お金を使わず贅沢する「ドケチ快適」のプロ。腕時計は買った値段より高く売却、ロールスロイスは実質10万円で購入。著書に『腕時計投資のすすめ』(イカロス出版)と『もう新品は買うな!』がある![]() | 『もう新品は買うな!』 もう大量消費、大量生産で無駄遣いをするのはやめよう ![]() ![]() |
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