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元人気グラドルが語る“AV出演強要”の実体験「洗脳されていたのかな、と今は思っています」

「18禁グラドル」として活躍後に完全引退宣言

――そのあとはグラビアアイドルとしての活動開始ですか。 金松:一度芸能界を離れて、フリーターをしていた時期がありました。でも「芸能界でなにもできていない」という気持ちがあったので、グラビアアイドルとして復帰したんです。けっこう私も後先考えない部分があって、内容がどんどん過激になって「18禁グラドル」なんて呼ばれるようになっちゃいました(笑)。 ――その後、2023年に芸能界から完全に引退を宣言していますね。もう「やりきった」と思えたんですか? 金松:18禁グラドルと呼ばれるようになって、お仕事の幅がすごく狭くなってしまったんです。過激すぎるお仕事はできないし、下着モデルみたいなキレイなイメージのあるお仕事もできないし、という状況で。 ――アダルトなイメージがあると、そうなっちゃいますよね。 金松:写真集も出せたし、雑誌の表紙にもなったし、地上波のテレビにも出演できたし、やりたかったことは一通りやれたなと思って引退を決めました。

もう一度輝きたくてセクシー女優デビューを決意

セクシー女優の金松季歩――でもそのあと、セクシー女優としてのデビューを決意したのはなぜでしょうか? 金松:「やりたいことはやった」のは事実なんですけど、やっぱり自分に言い聞かせる感じでもあったんです。だから引退して昼職を始めてからも、友達とスタジオを借りて撮影をしたりしていました。でも満足できなくて……。だからって、グラビアアイドルとして再デビューはしたくない、そう思ったときに「MUTEKI」さんからオファーをいただいていたのを思い出したんです。 ――グラドル時代にオファーは届いていたんですね。 金松:実は引退後もオファーをいただいていて。話を聞くだけでも聞いてみよう、と思って話を聞いて、デビューを決めました。
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AV業界へのイメージは明るいものに
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単純に「本が好きだから」との理由で出版社に入社。雑誌制作をメインに仕事を続け、なんとなくフリーライターとして独立。「なんか面白ければ、それで良し」をモットーに、興味を持ったことを取材して記事にしながら人生を楽しむタイプのおじさんライター

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