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小学生がキャンプ場で無免許運転…。“信じられない言い訳”をする親に制裁を与えた結果

退場を言い渡すと夫婦喧嘩が勃発

キャンプ場 こちらの一家はすでにテントを張り終わっていた模様。経営者からの退場宣告を受けた後、事情を知らない母親が現れ、周囲も引くほどの夫婦喧嘩が勃発したようだ。 「私が退場を言い渡したときも揉めたのですが、その後が大変でしたね。事情を知った奥さんが父親にキレまくって、今度は夫婦喧嘩が始まっちゃったんです(苦笑)。もう、周囲の人たちはドン引きですよ。奥さん、目を真っ赤にして謝りに来たんですが、それも突っぱねました」  炎天下の中、1時間近くかけて汗だくになってテントを張ったのに、その家族はまたしても汗だくになって撤収作業をして帰って行ったという。

キャンパーを悩ませる外国人観光客の存在

 また、経営者だけでなく、キャンプ歴10年のベテランキャンパーBさんも「迷惑客の被害にあったことがある」と話してくれた。  オーバーツーリズムが問題になり、富士山が見えるコンビニエンスストアが苦肉の策として目隠しをしたことは記憶に新しい。こうしたオーバーツーリズム問題はキャンプ場でも起きているという。 「近くの観光ホテルに泊まっている外国人観光客が、富士山が見える岸まで行こうとしてズカズカ入ってくるんです。一応、キャンプ場には英語で“キャンプ場の宿泊者以外は立ち入り禁止”と書かれた看板もあるのですが……。管理人に聞くと『公園と思っているみたいで、言っても聞かないんだよ』って呆れてました」
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勝手に私物に触れられる始末
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グルメ、カルチャー、ギャンブルまで、面白いと思ったらとことん突っ走って取材するフットワークの軽さが売り。業界紙、週刊誌を経て、気がつけば今に至る40代ライター

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