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「僕もう小学生だよ」“激安焼肉食べ放題店”に来たヤバい迷惑客。子どもの料金をタダにするために…<漫画>

 過去に日刊SPA!で反響の大きかった記事を漫画化! 今回は2024年6月に公開された「“激安焼肉食べ放題店”に来た「ヤバい迷惑客」の実態」をお届けする。 焼肉食べ放題 焼肉食べ放題 焼肉食べ放題 焼肉食べ放題漫画/ハッシー橋本  ここからは、今回漫画の原作となった記事をお届けする。  *  *  *  さまざまなお客さんがやってくる飲食店。ここに来る客の全員がマナーを守る良識人なんてことはなく、なかには自分勝手な行動をとる「迷惑客」も少なくない。  以前、某激安焼肉食べ放題店でアルバイトをしていた村田武さん(仮名)も、数々の迷惑客を見てきたと言う。迷惑というより「セコすぎて呆れちゃう」人から「もはや犯罪」といった人まで、これまでに彼が出会ってきた「トンデモ客」を紹介しよう。

誤魔化す大人と素直な子供

焼肉食べ放題

写真はイメージ(以下同)

 食べ放題店は年齢によって料金が変化するシステムの店も多い。小学生以下は大人料金の半額であったり、「○歳以下は無料」などの価格設定がされているわけだが、子供連れで来たときに少しでも安く抑えようと企む客がいるとのこと。だが、あきらかに嘘だと分かっていても、客に対して追及するわけにもいかないので、受け入れるしかないと村田さんは言う。 「自分が働いていたお店では、小学生未満(5歳以下)は無料だったのですが、何歳か判断が付かないお子さん連れが来店されたときは、最初のオーダーで年齢を聞きます。あるとき、いつものように年齢を聞くと、親御さんが『まだ5歳なんで』と言ったのですが……。直後に子供が『え? 違うよ! ボクこの前誕生日で6歳になったもん。もう小学生だよ』って言い出したことがありました。親御さんは子供の耳元で『うるさいうるさい』と、必死に制していましたね(笑)。5歳も6歳も食べる量はさほど変わらないのに……という気持ちはわからなくもないですが、非常に気まずいムードになるので、ヤメてほしいです。そのときは『小学生未満にしておきますね〜』と言って無料にしましたが、嘘ついちゃう感じがセコいな~って思うし、子供の教育的にも微妙だなと思いましたね」

罰金逃れのための非人道的行為

 また、食べ放題店での迷惑行為の一つが食べ残し。大抵のお店では大量の食べ残しは禁止しており、酷い場合は「罰金」を取るお店もある。結果的に食べ残してしまった時に、罰金を恐れるがあまり、さまざまな「偽装工作」を行うお客さんもいるそうだ。 「ウチの店でも、大量の食べ残しには罰金が発生する旨の張り紙をしていたからだと思いますが、食べ残した食材に大量のナプキンを乗せて誤魔化そうとするお客さんとかいましたね。パッと見で、食べ残しが分からないようにしているつもりなんでしょうけど、全く誤魔化せていないし、ナプキンが無駄になるのでこれもヤメてもらいたいです」  さらに、手の込んだタチの悪いパターンもあり「これって、人としてどうなの?」と村田さんは憤慨する。 「お店の入口にゴミ箱があったのですが、その中に傘を入れるビニール袋に食材を詰め込んで捨てられていたことがありました。大量に残してしまったものの、自分のカバンに入れるわけにもいかないし、これといった袋も持っていない。そんな時に、自分の傘を入れていたビニール袋に気づいたんでしょうね。あの細長い袋に無理やり入れて、帰り際にゴミ箱に捨てたのだと思います。どうせやるならそのまま家に持ち帰れよ!って思いました」
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中年おっさんによる「食い逃げ」も
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愛知県出身の漫画家。パチンコ・パチスロ漫画を中心に活躍し、‘15年より月刊ヤングマガジンで連載を始めた『賭博黙示録カイジ』のスピンオフ『中間管理録トネガワ』が大ヒット。サウナとビールの愉悦を描いた『極上!サウナめし』はサウナ好き必見の一冊 Twitter @hashimotosan84


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