――かさいさんのSNSではファンの方たちのことを「パパ」と呼んでいますね。かさい:はい。ファン=パパです。パパ、9万人います(笑)。地元に戻る直前のイベントに来てくれた人たちには「I am DADDY」みたいなことを書いたパパカードを渡したんですよ。ちょうど昨日開催したイベントにも、みんな持ってきてくれていました。でも、これって今思えばシンママになる自分を鼓舞するための言動だったと思います。一人で産むプレッシャーはありましたから。
――とはいえ、9万人のパパは多すぎる(笑)。かさい:でも、みんな安産のお守りもめちゃくちゃくれたし、妊娠からの十月十日をずっと見守ってくれていたんですよ。これってパパじゃないですか。何なら、本当のパパよりも楽しみにしていてくれていましたもん(笑)。
――そして2019年の年末、男の子を出産されました。かさい:難産で予定日を10日も超過したんです。促進剤を5日間入れられてもなかなか出てこなくて、病院では「産まない重鎮」になっていましたね(笑)。