「日本のトマトは年間1万トン捨てられています」トマト農家が語る“価格高騰”の背景。廃棄ゼロを目指す取り組みも
「世界一青臭くないトマトジュース」を開発中
──安い!それならSPA!読者も躊躇なく買えると思います(笑)。
トマト男:僕のInstagramのアカウントは、トマトが好きな人や廃棄削減を応援してくれる人が集まっています。なんですけど、いざ「トマトジュースは好き?」というアンケートをとったら、「嫌い」と答えた人が3割もいたんです。実は僕も好きじゃないんですが(笑)。
その理由の半分は、「青臭いから」とのことでした。それならば、トマトジュースが嫌いな人向けに、「世界一青臭くないトマトジュース」をテーマに商品を作れば、手にとってもらえるかなと思い、現在開発中です。
──商品開発する上で大変なことは?
トマト男:すべて一人でやっているので、何を作るにせよ外注費や加工費がどうしても高くついて商品の価格も高くなってしまうんです。自社で加工場を作るにしても初期投資が莫大にかかります。
当然、大手メーカーとの価格競争には勝てませんから、価格以上の付加価値を出すことにかかっています。農業しかしてきていないので、開発力やブランディングには限界がある。このままでは進まないので、スタッフも徐々に増やしたくはあるのですが…。
トマト祭りを熊本県八代市でも開催したい
EDIT for FUTURE代表取締役。編集者、ライター、編集コンサルタントとして多くのメディアで編集長やライティング、記事制作を手がける。おもなジャンルはビジネス、ライフスタイル系。趣味は散歩とギターと山登り。
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