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“車内”で焼肉やしゃぶしゃぶを楽しむ夫婦を直撃「魚を焼いていたら、若い警察官が…」職務質問かと思いきや、意外な理由だった

ハモを焼いていたら、警察官がやって来た

てっちゃんあーちゃんねる@車中泊

料理の幅は非常に広く、こうした洋食メニューも手慣れたものだ

――車内での料理中、職務質問されているシーンも観ました。 てっちゃん:あれは一番最初に投稿した動画なんです。公園に車を停めて、ハモを車内の冷蔵庫から出して焼いていたら、若い警察官が僕らの車までやって来て「うゎ~すごいですね」ってびっくりしていました。「こういうのに興味があって、よくYouTubeとかで見るんですけど実際に初めて見ました」って(笑)。 あーちゃん:最初、警察官は「運転席の椅子が倒れていたので、何をしてるのかなと思って来たんです」と言っていたのですが、質問されたのはそれだけで、その後は「これっていくらくらいかかったんですか?」とか、車内に関することを聞かれて。 てっちゃん:俺らの車の中にかなり興味を持っていたし、ずっと話し続けるんじゃないかっていう勢いだったよね。 ――今後は車内でどんな料理をしたいですか? てっちゃん:何でしょうね……でも、たぶん何でも作りますよ(笑)。道の駅に美味しそうな肉があったので買って、道の駅の駐車場で窓を開けて焼いて食べていたら、「あの人たち、車の中で焼肉を食べてる」って子供にびっくりされた時もありました。普通に考えたら異様な光景だと思います。  でも、車中泊の食事のシーンは豪勢にしたいというか、他の人が車内でやっていない料理をしたいんです。「こいつら、車の中でこれ作ってんのかよ」って思われるような料理を作る(笑)。

視聴者が本当にほしい情報を伝えられるよう意識

――車中泊をしている他のYouTuberと、いかに差別化するかを意識されている? てっちゃん:そうですね。それと、僕らは情報バラエティを目指していて、テレビの情報バラエティ番組は研究がてらよく観ています。テロップの入れ方とかは参考にしていますし、オープニングから他のYouTuberが使っていない曲を挿入してみたり。自分はバンドをやっているので、自作の曲を挿入してみたり、いろいろ試行錯誤しています。 ――確かに、道の駅をはじめとした観光スポットやそこで提供されているメニューなどの紹介の仕方が、情報バラエティ番組みたいだなと感じていました。そこはこだわっている部分ですか? てっちゃん:他のYouTubeチャンネルで道の駅を紹介していたりするのを見ても、知りたい情報がなかったりするんです。なので自分たちのチャンネルでは、道の駅で売られているグッズや飲食店のメニューなんかを情報番組みたいに詳しく紹介したいなと。早送りで飛ばされることもあるかもしれませんが、かゆい部分に手が届くような情報を伝えられるように心がけています。  視聴者さんは、道の駅の名称とかで動画を検索したりするんですよね。そういう方々がどんな情報を欲しているかといえば、道の駅でどんなものが売られていて、何が人気なのかといったことを知りたいと思うんです。車中泊とは少しはなれた周辺情報にはなりますが、そういうことも伝えたいなと。
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いずれ視聴者と交流するイベントをやりたい
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千葉県出身。専修大学を卒業後、広告業界を経て起業。「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」の取材をはじめ、複数のスポーツ・エンタメ・ニュース系メディアで連載企画・編集・取材・執筆に携わる。X(旧Twitter):@buhinton
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