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今年最初のGⅠ「フェブラリーステークス」で“絶対に押さえておきたい3頭”を競馬の達人が解説

サンライズジパングは東海ステークスでG1級の能力を証明

競馬

東海Sで高い能力を改めて証明したサンライズジパング

 前走の東海ステークスは前半3ハロンが37.3秒と遅めのペースとなりました。しかし、中盤~上がりが速くタイムは優秀で、展開的には前の馬に有利な流れ。つまり、差し馬を評価すべきレースでした。  実際に良馬場の中京競馬場ダート1800mにおいて、「レースの前半3ハロンが37.0秒以上」かつ「自身の走破タイムが1分50秒9以下」かつ「上がり3位以内で連対」した馬は過去に3頭だけしかいません。該当馬はベルシャザール、ウェスタールンド、ルヴァンスレーヴといずれもG1で好走している実力馬。  ミッキーファイトの解説の際にも強い4歳世代について言及していますが、サンライズジパングもG1を勝てるだけの器だと見ています。

サウジカップに負けない熱戦を期待

 近年は同時期に行われるサウジカップの影響で、メンバーレベルを懸念する声も多いフェブラリーステークス。今年もサウジカップにはフォーエバーヤングなど有力馬が参戦しますが、国内に残った精鋭も実力馬ぞろい。  ぜひ今回の記事を参考に、フェブラリーステークスを楽しんでいただけたら幸いです。 文/安井涼太
各種メディアで活躍中の競馬予想家。新刊『安井式上がりXハロン攻略法(秀和システム)』が11月15日に発売された。『競走馬の適性を5つに分けて激走を見抜く! 脚質ギアファイブ(ガイドワークス)』『超穴馬の激走を見抜く! 追走力必勝法(秀和システム)』、『安井式ラップキャラ(ベストセラーズ)』など多数の書籍を執筆。
Twitter:@RyotaYasui

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(秀和システム)

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