有馬記念のオグリ、ディープ三冠じゃない!競馬予想の達人が選んだ平成の名勝負
―[平成ギャンブル名勝負]―
<平成ギャンブル名勝負第4回・競馬編>
令和になって2か月ほどが過ぎたところで、ありがたいことに、勝SPA! より原稿の依頼を頂いた。いわく「平成の名勝負シリーズ・競馬編」である。
この手のテーマはとても悩ましい。平成の名勝負でベタなところに行くならば、オグリキャップがラストランを制した有馬記念や、平成17年(’05年)のディープインパクトの三冠、あるいはウオッカvsダイワスカーレットのハナ差の激戦となった平成20年(’08年)の天皇賞(秋)あたりが思い浮かぶ。
しかし、これらのレースはやや語り尽くされてしまっている感もある。一方で、やたらとマニアックなレースを提示しても自己満足に陥ってしまいかねない。そこで今回は、平成の名勝負の中でも、
『令和の時代になっても何度でも見返したくなるビッグレース』
という括りの中で、独断と偏見でレースを選んでみた。不思議なもので本当に素晴らしい勝負は、馬券の当たりハズレを抜きに、ふとした時に見返したくなるものだ。もはや振り返ったところで1円にもならないのだが、いつ見てもゾクゾクと背筋に緊張が走り、当時の熱い思い出が鮮やかに蘇る。それは学生時代に繰り返し聴いた音楽をたまに聴きたくなるような、そんな気持ちなのだ。
さて、前置きもそこそこに、早速行ってみよう。私、TAROが選ぶ、平成の名勝負ベスト3! まずは第3位は……
当時も凄いが振り返るともっとすごい
1
2
競馬予想ブログとしては屈指の人気を誇る『TAROの競馬』を主宰する気鋭の競馬予想家。12月5日に最新刊『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)が発売になった。著書は他に『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(扶桑社)が発売中。
記事一覧へ
『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』 TARO氏が『馬券力』について徹底究明した一冊。 |
記事一覧へ
この特集の前回記事
この記者は、他にもこんな記事を書いています
ハッシュタグ