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「見た目」の違いにコンプレックスも【ハーフ座談会・後編】

マリエ、トリンドル玲奈など、テレビではハーフタレントが人気。メジャーではダルビッシュ有も大活躍だ。でも、ハーフだからといって、全員が美形&バイリンガルってわけじゃない。日本でフツーに暮らす一般人ハーフたちのトホホな体験談を聞いてくれ! 【出席者】
ハーフ

※画像はイメージです

・荒川洋さん(オランダ×日本) ・小林恵美理さん(フランス×日本) ・齋藤シルビアさん(スウェーデン×日本) ・中澤敬史さん(アメリカ×日本) ・林バウツキ泰人さん(ポーランド×日本) 【司会】 サンドラ・ヘフェリンさん ドイツ育ちの日独ハーフ。日本在住歴15年。著書『浪費が止まるドイツ節約生活の楽しみ』(光文社)、『ハーフが美人なんて妄想ですから!!』/(中公新書ラクレ)ほか。HP「ハーフを考えよう」 【前編】はコチラ⇒ 『日本で生まれ育っても“外国人枠”な私たち』
https://nikkan-spa.jp/290674
林:俺は日本生まれで英語は頑張って勉強して覚えたのに、テストでいい点数取っても「ハーフだからいいよな」って言われたことがあります。 小林:私も母がフランス人だから英語は関係ないんですけど、小中学校と、まあまあ勉強はできるほうだったんです。それで、英語も成績よかったんですが、周りはやっぱり「ラクしていい点数取れていいねえ」って感じで。 齋藤:私は中1まではよかったんですけど、中2のときに赤点取ってしまって(笑)。そこから頑張って勉強するようになりました。 サンドラ:ハーフと言うと「家では何語で話すの?」というのもよく聞かれる質問ですよね。 中澤:「父とは日本語、母とは英語」と言うと「じゃあ両親の間では?」って聞かれて「英語です」って。そういうのをいちいち答えなきゃいけないんですよね。 サンドラ:もっと進むと、「夢は何語で見てるんですか?」「寝言は何語ですか?」とか。 中澤:「痛いときは『アウチ!』って言うの?」とか(笑)。 サンドラ:あと「ミドルネームはないの?」というのも。 一同:それは必ず聞かれますね。 荒川:小さい頃はミドルネームがありましたが、自分はそれが嫌だった。病院などで名前を呼ばれると、みんなが一斉に注目する。親に懇願して、小学校に上がる前に今の名前に変えた。昔は今より金髪でほかの子と全然違うから、見た目もコンプレックスでした。 中澤:わかります!自分も小さい頃、髪が真っ茶で目立つから、それで先生に目をつけられたし。 ◆半分は日本なのに日本の部分はスルーされる サンドラ:「どこの国?」と聞かれるのはいいけど、聞いてどうするのかなって気もする。「どっちがドイツ?」「父」と言うと、もう次は「お父さんとお母さん、どこで知り合ったの?」となる。 中澤:勝手に家系図を作られているみたい(笑)。 小林:どうして初対面の人に、そこまでファミリーストーリーを話さなきゃならないの? 齋藤:普通、親のなれそめなんか聞かないよね。で、ハーフと知ってから「俺、鹿児島と兵庫のハーフだから」とか言う人も。 一同:いるー!超あるある! サンドラ:いろいろ聞かれながら、半分日本人なんだけどなあ、って思います。日本とドイツだと言っているのに、日本はスルーでドイツのことばかり。それが悔しい。 中澤:日本人が出身地の話で仲間意識を持つのはわかるけど、ハーフ相手だと仲間探しではなく違いを探してるって感じがする。 サンドラ:純日本人でもみんなが直毛の黒髪ではないのに、そこから外れると「違う人」。そう教育されてきたから、大人になっても「ハーフは違う人」と思うのかも。 小林:母の国のフランスだけでなく、「日本のどちら?」って、父の国のことも聞いてくれたらうれしい。同じ和歌山出身の人なら、すごく盛り上がれそう。でも、聞かれたことはありません(笑)。 中澤:日本の中に現にある多様性に目を向けてほしいですよね。 サンドラ:若いギャルたちは意外に「どこの国の人?」とか聞いてこない。もう少しで「いろんな日本人がいる」というのが“普通”になるかもしれませんね(笑)。 企画・取材・文/高清水美音子 ― [一般人ハーフ]のトホホな日常【8】 ―
ハーフが美人なんて妄想ですから! !

日独ハーフの筆者が現実を語る!

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