牛丼屋でスプーンを出された![一般人ハーフ]のトホホな日常
―[[一般人ハーフ]のトホホな日常]―
マリエ、トリンドル玲奈など、テレビではハーフタレントが人気。メジャーではダルビッシュ有も大活躍だ。でも、ハーフだからといって、全員が美形&バイリンガルってわけじゃない。日本でフツーに暮らす一般人ハーフたちのトホホな体験談を聞いてくれ!
【文化でトホホ編】
◆家で作るのは普通の日本の家庭料理ですが何か?
ハーフの食生活にも、誤解と偏見がいっぱいだ。
「牛丼屋で黙って座っていたら、スプーンにフォークまで出してくれるが、黙ってお箸で食べる」(ハンガリーとのハーフ男性)
「コンビニのおにぎりを食べてると『似合わないね』『違和感ある』と言われ、パン類やピザなどを食べてると『似合うね』と言われる」(アメリカとのハーフ男性)
フランスとのハーフで現在は主婦の女性は「『家では何料理を作るの?』と食生活に変な興味を持たれることに辟易しています」と眉をひそめる。
「日本人が想像するようなフランス料理を家で作るわけがありません。普通に日本の家庭料理です、と答えると驚かれたり、フランスの食事が恋しくないのかと心配そうに聞かれるのにも、ややうんざり」
いまだ日本人の“おフランス”イメージは抜けず!?
「ハーフというだけで、その国を代表する人みたいな扱いをするのはやめて!」と訴えるのは、スイスとのハーフ女性。
「たとえばコーヒーに角砂糖を2個入れると、『スイス人はコーヒーにお砂糖を2個入れるんですね』と言われます。違います。私がそうしているだけです。2個の人、1個の人、ブラックで飲むスイス人もいます。個人差をまったく無視し、私のすべての行動をスイスと結びつけないでください……」
逆に「『我々日本人は~』と聞かされるのも疲れます。『私の母も日本人やけど全然ちゃうで!』と言いたくなる」と憤慨する。
「高齢の方には『先の大戦では日独伊三国同盟でしたね』と、やけに好意的な人がたまにいる」(ドイツとのハーフ女性)ってのも、喜んでいいのかどうなのか。
戦争がらみでは「『北方領土を返せ』と言われる。直接言われたり、知らない人からメッセが来たり」(ロシアとのハーフ女性)って、お門違いもいいところだ。
別の意味で非礼極まりないのが下ネタ関係。「ガイジン=エッチという先入観からか、妙に下ネタを振ってくる人、やめてほしい」(アメリカとのハーフ女性)、「『ロシアの女性ってエッチも情熱的なんだよね~』『ハーフとエッチしたことないからさせて~』とか言う男。バイカル湖に沈めたい」(ロシアとのハーフ女性)など怒りの声多数。
何を勘違いしてるのか知らんけど、そういう輩は味噌汁で顔洗って出直してこーい!
イラスト/花小金井正幸
― [一般人ハーフ]のトホホな日常【6】 ―
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