雑学

日本で生まれ育っても“外国人枠”な私たち【ハーフ座談会】

マリエ、トリンドル玲奈など、テレビではハーフタレントが人気。メジャーではダルビッシュ有も大活躍だ。でも、ハーフだからといって、全員が美形&バイリンガルってわけじゃない。日本でフツーに暮らす一般人ハーフたちのトホホな体験談を聞いてくれ!

【出席者】

ハーフ

※画像はイメージです

・荒川洋さん(オランダ×日本)
・小林恵美理さん(フランス×日本)
・齋藤シルビアさん(スウェーデン×日本)
・中澤敬史さん(アメリカ×日本)
・林バウツキ泰人さん(ポーランド×日本)

【司会】
サンドラ・ヘフェリンさん

ドイツ育ちの日独ハーフ。日本在住歴15年。著書『浪費が止まるドイツ節約生活の楽しみ』(光文社)、『ハーフが美人なんて妄想ですから!!』/(中公新書ラクレ)ほか。HP「ハーフを考えよう」http://half-sandra.com/


◆ハーフ座談会:日本で生まれ育っても“外国人枠”な私たち

サンドラ:まずは“ハーフあるある”から。「その顔で○○?」ってよく言われませんか?

荒川:「その顔でヒロシ?」とよく言われます(笑)。純日本人に見られたことは皆無。イギリス人の友達にも「ガイジン顔」「日本人には到底見えない」と言われたことがあります。

中澤:初対面ではなく、長い付き合いの友達でも、和食を食べていると「似合わないねー」と言われます(笑)。

一同:あるあるー!

中澤:おにぎりの中身は「梅干しじゃなく、せめてツナにしろ」とかね(笑)。

サンドラ:私たちガイジン顔の人に「おにぎりが似合わない」と言うのは、日本人に「ハンバーガーが似合わない」「ステーキ食べるな」って言っているようなもの(笑)。

林:マックで食べてると、「めっちゃ似合う」とか言われます。別に嫌な気分はしないけど。

サンドラ:知らない日本人から声かけられることも多いですよね。

小林:いきなり「英語しゃべって」と来ることも。さすがに小学生、大きくても中学生くらい。

荒川:小さい子が必ず「アメリカ人だ!」と言うのが不思議。「英語人だ!」って言われたことも(笑)。

齋藤:急いで駅の階段を駆け上がっていたら、知らない人が突然「グッドモーニング!」って。とっさに「おはようございます!」と返してしまいましたが、妙な感じでした(笑)。

◆タダで英会話の練習台にされちゃうことも……

中澤:話したがるおじさんとかいませんか?飲み屋でフッと目が合うと、急に英語で話しかけてきたりするような――。

林:俺はそういうの嫌。露骨に“嫌ですオーラ”出してます。

中澤:自分はわりと話します。頑張ってるんだな、と思って。でも、さっきまで俺、日本語で話してたんだけど……という(笑)。

サンドラ:顔見知り程度の人が、英語の練習したくて誘ってくることって、ありますよねー。

一同:あるあるー!!

齋藤:「私、英会話習いたいから、ランチでもどう?今から全部英語ね」って(苦笑)。

中澤:そういうときは、しゃべらないですね。母が英会話の先生をしているんですが、1時間何千円でやっているわけです。それと同じことをタダでやれって言われているようなものですから。

小林:英語関連で言うと、私が日本語話せるとわかっているのに、親戚がときどき会話に英単語を交ぜて話してきますね。「はい、これお茶、ティーね」とか……。

一同:(爆笑)

【後編】に続く⇒http://nikkan-spa.jp/290675
『実は「見た目」の違いにコンプレックスも』

企画・取材・文/高清水美音子
― [一般人ハーフ]のトホホな日常【7】 ―

ハーフが美人なんて妄想ですから! !

日独ハーフの筆者が現実を語る!

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