更新日:2017年01月26日 19:28
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人気読モは取り扱いも慎重、「専業」の読モまで登場

’00年代初期に火がついた読モブーム。とどまるところを知らぬ増殖・進化の背景を定量的に分析してみた! ◆女性誌編集者が激白!変容する読モの現状とは 読者モデル 混沌とする読モの現状。読者モデルに詳しい、某女性ファッション誌の編集者はこう言葉をもらす。 「青文字系といわれる原宿系ファッション誌は、今や専属モデルよりも読モが主流。読モしか出ていない雑誌なんかもあり、人気読モを使っているところはその取り扱いにもすごく気を使います」  ここ2~3年で、特に読モの存在価値も大きく変動したという。 「人気モデルに関しては各誌でギャラの値上げ合戦が勃発。月収50万近く稼ぐ読モもいるらしいです。今では『読者モデルを専業でやっている』というコも多く、本来の、本業を持っている読者が代表として誌面に出ている、という感じではなくなっています」  確かにモデル業一本で生計を立てるプロのモデルとは異なり、読モは学生やショップスタッフなど“本業”ありきの存在だったはず。 「読モの価値が上がったことで、そこからタレントになったり、ブランドを持ったりするコも出てきた。各誌とも競って特集を組む読モもいるから稼ぐコも出てきた。あくまで勝ち組の読モの話ですが、需要が上がったことで彼女たちも『読モがカネになる』と考え始めたんでしょう。仕事を選ぶようになったコなんかもいますよ」(同)  そんな勝ち組がいる一方で厳しい現実を目の当たりにする読モも。 「報酬は昔に比べて明らかに少なくなりました。『稼げないから』って辞めていったコも少なくありません」(22歳・女性) 「スナップ撮影に呼ばれるけど、ギャラはなし」(21歳・女性)  序列が浮き彫りになる現状。彼女らは一体何を求めているのか。 ― [読者モデルの現実]ピンからキリまで!【2】 ―
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