ホスト4人と掛け持ち同棲!? したたかな女の手口
バブル期にはやったアッシーやメッシーも今や死語。だが、男にタカる女はいつの時代も存在する。むしろ気前よくタカられてくれる男が減った分、その手口は巧妙化。不況の徒花とも言うべき「進化したタカり女」の恐るべき実態とは――
【高給取りホストを狙ってタカる】悪質度★★★★★
百戦錬磨のイケメンホストを食い物にする強者まで存在した。坂井絵里香さん(仮名・28歳)である。
そもそものきっかけは、友人の付き合いで、新宿歌舞伎町のホストクラブへ通うようになったこと。その友人というのが、大のホスト好きニューハーフ。ニューハーフなのでホストから警戒されることがないのをいいことに、そこから入る情報を大いに活用し、ターゲットのホストを籠絡したという。とにかく、相手の好みに徹底的に合わせたのが効いたそうだ。
しかし、恋人といえどもホスト。真剣に付き合って傷つくのは避けたい。「じゃあ、とことん利用すれば、損をしないじゃないか!」というわけで、ホストをしゃぶり尽くすことを思いついてしまった。
同棲を機に、新宿の中心地に新築マンションを借りさせ、BMWの新車を購入させた。このときの、キラーワードが「一緒に使うんだからいいでしょ?」。あなたのためでもある――と強調することで、むしられ感を帳消しにするのだ。
月々の生活費は50万円ポッキリ。
「生活は頑張ってこれだけやりくりする」と相手には言っているが、やりくりできないわけがなく、ほとんどは千佳さんの口座に直行。
ホストならではの弱みを突く方法もあり、それが「記念日のでっち上げ」。数々の客を相手にしていて恋人が後回しになりがちなのを逆手に取り、「今日は◯◯の日なのに忘れてたの?」などと駄々をこねる。すると、ホストは慌ててプレゼントを抱えてくるのだ。
この成功を皮切りに、ホスト転がしが過熱する。同じ手口で次々にホストを落とし、最終的に4人と掛け持ち同棲。もちろん、マンションも4つ。貯蓄口座も4つ用意し、貯蓄額レースにご満悦。
さすがにホストも気づきそうなものだが、またもやキラーワードで凌ぐ。「あなたはホストで、普段どんな付き合いをしているかわからない。私だって対等でいたい」と言えば、相手も千佳さんの不透明な私生活に納得するしかないのだとか。策士の極みである。
【必殺セリフ】
「今日は○○の日だよ~♪忘れてたの?」
(と、存在しない記念日をでっち上げる) ― 真理「女はカネに汚い」を証明した!【5】 ―
「今日は○○の日だよ~♪忘れてたの?」
(と、存在しない記念日をでっち上げる) ― 真理「女はカネに汚い」を証明した!【5】 ―
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