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カラオケダイエットは心身に効果があった

世の中にダイエット方法は星の数ほどあるが、自ら編み出したインディーズダイエットによって減量に成功した猛者どもがいた! 運動して痩せるという王道から外れた“俺流”ダイエット方法をメディエスクリニック新宿院院長の吉島聡先生がジャッジ。果たして彼らのダイエットは正解だったのだろうか。 ◆カラオケダイエット…マイクを握って歌って痩せる理想的ダイエット
カラオケ

「一人カラオケ専門店もできて一人で行きやすくなった」という田中さん。歌唱力は確かにすごかった

●被験者DATA 39歳・男性・トラック運転手 歌うことにより、腹筋や背筋、横隔膜を刺激! 72kg⇒68kg(1か月で-4kg)  トラック運転手という仕事柄、運動不足とぽっちゃり体形に悩んでいた田中政司さん(仮名)は何度もダイエットに挑戦したが、ことごとく失敗。ところが、久しぶりにカラオケに行ったところ、思わぬ方法で痩せることを思いついた。 「歌ったあとに何カロリー消費したか表示されるじゃない。運転中はよく音楽を聴くし、たくさん歌えば楽しく痩せられると思って、毎日仕事の後にカラオケに行った」  歌うだけならストレス解消にもなるが、1曲の消費カロリーなど微々たるもの。本当に効果はあるのだろうか……。 「ちゃんとした腹式呼吸で2時間も歌うと腹筋、背筋、横隔膜がかなり刺激される。最初の頃は腹筋が筋肉痛になったこともあるよ」  確かに理にはかなっている。 「一人でカラオケボックスにいるから、周りの目を気にせずオーバーアクションで歌ったりすると、終わる頃には汗でビショビショ(笑)。表示された消費カロリー以上に消費してたと思う」  だが、開始から1週間後、思わぬ落とし穴が……。 「歌いすぎで喉を壊して風邪をひいちゃった(笑)」  今までは失敗すると諦めていた山田さんだが、その後もヴォーカル術や呼吸法を研究したという。 「歌唱力はすごく上がったと思う。みんなでカラオケに行くと、俺の後に歌うの嫌がるもん」  体重が落ちて、歌唱力は上がるとはまさに夢のよう。そんなカラオケ・ダイエットのコツとは……。 「激しく速い曲よりも、ゆっくり力を込めてバラードとかを歌うほうがいいね。息を長く吐くとお腹が凹むんだよ」  歌もスピードに気をつけて、安全運転が大切ということだ。 ★ドクターチェック「歌を歌ってお手軽コアトレーニング」 ダイエットの基本は腹筋や胸筋などの体幹部を鍛えること。歌を歌えば、それらをいっぺんに使うので、いいコアトレーニングになります。顎と声帯のケアはしっかりしてください 【吉島 聡氏】 美容内科・皮膚科メディエスクリニック新宿院院長。ダイエット指導・治療のほか、男性のヒゲ脱毛や育毛治療も行う。自身もブラジリアン柔術の大会のため13kgの減量に成功 ― [俺流ダイエット]驚愕の成果報告【6】 ―
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