堅い職業の女性ほどエロ妄想は暴走しやすい
女の性感のツボは脳内妄想にあり――とはよくいうけど、普段すました顔で淡々と仕事をしている女のコが、実は頭の中ではエッチな妄想でいっぱいだったりするわけだ。では気になるその中身とは?
◆堅い職業の女性ほど、エロ妄想は暴走します
「女子同士のトークでは、生々しいエロ体験よりも、多少は変なことを考えていても笑い話になる妄想話のほうが盛り上がります」
そう語るのは女子のエロ心理に詳しいライターの雨宮まみさん。女子の妄想は、相手が誰かよりもシチュエーションが重要だという。
「男性と同じで女性も制服の職業にグッとくるんです。例えば警察官や自衛隊、運送業者や道路工事の人など、日常で見る機会はあるけど現実を知らない職業が良いですね。ただ相手は特定の人よりも、自分とは関係のない漠然とした人物のほうが都合の良い妄想にしやすくて、エロいイメージが広がるという意見の女性が多いですね」
意外なのは堅い職業の女性ほど、ぶっ飛んだ妄想に飛躍するとか。
「倫理観が強い女性ほど、普段はしないような行為に燃えてしまう。こんなことで興奮するはずじゃなかったのに、しちゃっている私……みたいな。自分も機会さえあれば物凄く大胆になるに違いないと、どこかで思っているんです。そういう願望がエロ妄想に繋がっていくんですよね。年齢的に言えば、熟女よりも若いコのほうが妄想力は強いですね。経験が少ない分、実際には恥ずかしくてできないようなことを妄想で補うんです」
そわそわする気持ちを「妄想して遊んじゃおう」というのが女子の文化としてあるようだ。
【雨宮まみさん】
エロのフィールドで活躍するライター。著書に『女子をこじらせて』(ポット出版)、共著に『エロの敵』(翔泳社)、『リビドー・ガールズ』(パルコ出版)
取材・文/SPA!働くお姉さんの生態調査隊 撮影/石川真魚 リサーチ協力/アイオイクス
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