雑学

若干ビミョーな「ふるさと納税」の特典たち…町の「応援団」に登録、10万円で市長感謝状etc.

’08年から始まった「ふるさと納税」制度。名前は知ってても中身は知らないって人も多いはず。でも、実はとてもお得なんです。ちょっとのお金で地域貢献できて、税金が控除され、いろんなものがもらえて……と、いいことずくめ。これをやらない手はないですよ!

◆[ビミョー部門]大阪市では1万円で市立ミュージアム招待証、10万円で市長感謝状

ふるさと納税 地方自治体の財政難が叫ばれる昨今。ふるさと納税の特典にも、その影響を感じさせるものが。

 ありがちなのは、町の「応援団(任期3年)」に登録され、町長からの礼状、町の広報誌、町の観光案内が送られてくる(新潟県聖籠町)みたいなパターン。応援団が「ふるさと村上応援市民」(新潟県村上市)や「越前町ふるさと大使」(福井県越前町)などに名称を変え、届くものに物産展の案内とかのバリエーションが加わる。おおい町(福井県)では「特典クーポン付福井県観光・特産品リーフレット」が送られてくるが、リーフレットより現物が欲しいっス!!

 ちゃんと品物をもらえる自治体もあるが、「市を紹介した10分程度のDVD」(岐阜県山県市)はどうでしょう。秋田県美郷町の場合、「町の木・鳥・花・魚の色紙、町ポストカード、町民歌CDのセット」「サイダー詰め合わせ」「炭酸水詰め合わせ」「まぜごはんの素2~3人前」って、並べるほどに胸が痛くなるぅ~。長和町(長野県)では町勢要覧や町の歌CDなどが送られてくるが、寄附が2回目以降になると町の特産品がもらえる。“次回もお願い”という町の想いが透けて見えます。

 南城市(沖縄県)では勾玉ストラップやご当地キャラグッズなどのほか、市で開催されているイベントの歴代Tシャツが。ただし「ご希望のサイズがお届けできない場合があります。また、色、デザインについて希望は受け付けていません」との断り書き。まさか在庫処分なんてことは……。

 まあ、地方の小さな市町村なら致し方ない部分もあるが、そこそこ大きな自治体で「こんな程度!?」と感じるものも。京都市は1万円以上でクリアケース付きあぶらとり紙や市営地下鉄1dayフリーチケットなどが選べ、ラインナップの中にお菓子の引換券も。ただし4個だけどね……って、全然はんなりしません。さいたま市は1万円以上でご当地キャラのストラップ、5万円以上は同キャラのぬいぐるみだ。もっと何かないのかと市に聞いたところ、「今後もずっとコレというわけではなく、みなさんのご意見や他の自治体の事例も参考に検討していきたい」とのこと。検討の成果が表れたか、今後もチェックし続けましょう。

 北海道函館市は「函館人証明書」なるものを発行。ビミョーすぎるうえに「函館人は、函館人であることを誇りに持って、自慢してください」と、寄附した人相手になぜか上から目線。大阪市は1万円以上で「大阪市立ミュージアム御招待証」、10万円以上で「市長感謝状」らしいが、アノ方にもらってもねぇ。そして、飯田市(長野県)は寄附すると広報誌が届き、100万円以上で市政功労者表彰されるんだとか。100万円も出して表彰だけってのも何だかなぁ。壇蜜あたりが直で表彰してくれるってんなら話は別だけどね。

※特典内容は各自治体HPの情報に基づいていますが、季節や年度によって変更の可能性があります。
イラスト/花小金井正幸
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