米国人ライターが提言「外国人向けに風俗店のマナーをまとめたサイトがあるといい」
日本を訪れる外国人観光客は年々増えており、昨年は過去最高の約1000万人に及んだ。そこで来日中の彼らが「クール!」と思った日本のアイテムやカルチャーを聞いてみた!
◆「女優がカワイイ!」日本のAVはハイクオリティ
経産省が後押しする可能性はゼロだが、海外から大人気なのがAVなどのエロ産業。日本のAV産業を取材するアンドリュー・ブラウン氏にその評判を聞いた。
「評判が本格的に高まったのは2000年代に入ってから。トレントなどのファイル共有ソフトを通じて、日本のAVが海外に広く出回ったんです。現在はXVIDEOSなどのサイトで、簡単に日本のAVを見れてしまうので、アメリカ人男性の大半は日本のAVを見ているはず。ドイツやフランスでも日本のAVは評判ですし、古くから海賊版の作品も出回っていた台湾や韓国、中国でも人気です」
なぜ本国のAVではなく、わざわざ日本のAVを見るのだろうか。
「まず女優が圧倒的にカワイイし、シーンもエロく作りこまれていますからね。アメリカなどでは、無料コンテンツの勢いに押されAVのクオリティは下がり、本番シーンのみの作品が多いですから。また特に漢字文化圏では女優の名前も広まっていて、上原亜衣、つぼみ、Rioなどが最近は人気です」
では人気のジャンルは?
「まずは、コスプレやロリ系、逆レイプなどの日本ならではのジャンル。一人っ子政策でマザコンが増加中の中国では、熟女ものが人気です(笑)。近親相姦やスカトロなど過激な作品も、世界のフェチに評判ですね。アメリカでは過激すぎる作品はFBIに目をつけられるので作りづらいし、ロリへの規制が強い国も多いんですよ」
一方で日本の風俗店は観光客に人気なのだろうか?
「興味がある人は多いですが、『外国人お断り』のお店が多いんです。店側はコースの内容を正確に伝えられるか不安だし、『お金を払ってくれないんじゃ』という心配もあるのでしょう。トラブルになって警察に頼るのも面倒でしょうし」
だからこそ「観光客対応したお店ができれば儲かる」とのこと。
「最近の観光客はネットで検索しますから、まずは外国人向けサイトを作ること。風俗店のマナーをまとめたサイトも欲しいですね」
【アンドリュー・ブラウン氏】
ライター。日本ではAV業界関係者への取材を行っている。「ニッポンのAV」がテーマの書籍も発表予定
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